西武ホールディングス第4回無担保社債(グリーンボンド)概要
2019年12月、当社はホールセール債で陸運業界初となるグリーンボンドを発行しました。
グリーンボンドとは、企業や地方公共団体等が、グリーンプロジェクト(環境改善効果がある事業であり、再生可能エネルギー事業、省エネ建築物の建設・改修、環境汚染の防止・管理など)に要する資金を調達するために発行する債券です。
グリーンボンドの発行により、資金調達手段の多様化を進めるとともに、クリーンな輸送手段の提供、および再生可能エネルギーの普及を通じ、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
名称 | 株式会社西武ホールディングス第4回無担保社債 (社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド) |
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発行日 | 2019年12月12日 |
条件決定日 | 2019年12月5日 |
発行年限 | 10年 |
発行額 | 100億円 |
資金使途 | 新型省エネ車両及び太陽光発電設備の導入に要した借入金の返済 |
プレスリリース | 陸運業界初! 「グリーンボンド(ホールセール債)」発行のお知らせ> |
社債格付 | A-(株式会社日本格付研究所)、A-(株式会社格付投資情報センター) |
適格性に関する第三者評価
当社は本グリーンボンド発行のために「グリーンボンド原則(Green Bond Principals)2018)」及び「グリーンボンドガイドライン2017年版」に即したグリーンボンドフレームワークを策定し、グリーンボンドに対する第三者評価として、株式会社日本格付研究所(JCR)から「JCRグリーンボンド評価」の最上位評価である「Green 1」の評価を取得しております。
また、JCRによるグリーンボンド評価では、SDGsの目標及びターゲットへの貢献についても評価されています。
投資表明投資家一覧
西武ホールディングス第4回無担保社債(グリーンボンド)への投資表明をしていただいた投資家をご紹介します。
(2019年12月6日時点、五十音順)
いちい信用金庫
大阪シティ信用金庫
神奈川県信用農業協同組合連合会
蒲郡信用金庫
北郡信用組合
桐生信用金庫
諏訪信用金庫
瀬戸信用金庫
大東京信用組合
豊田信用金庫
西中国信用金庫
浜松磐田信用金庫
飯能信用金庫
平塚信用金庫
福島信用金庫
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
宮崎都城信用金庫
労働金庫連合会
レポーティング
① 調達資金の充当状況(資金充当レポート)
発行事業年度を含む既存の設備投資(新型省エネ車両導入及び太陽光発電設備の導入に係るもの)のリファイナンス資金として、2019年12月12日に調達資金*の全額を充当いたしました。
資金充当対象 | 資金充当額 | |
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新型省エネ車両 | 新型特急車両「Laview」(7編成)の一部 | 25億円 |
新型通勤車両「40000系」(4編成)の一部 | 46億円 | |
小計 | 71億円 | |
太陽光発電設備 | 西武武山ソーラーパワーステーションの一部 | 28億円 |
合計 | 99億円 |
② 環境改善効果(インパクトレポート)
本グリーンボンドの資金充当対象とした適格プロジェクトによる環境改善効果は以下のとおりです。
適格プロジェクト | 輸送1kmあたりのCO2排出削減量 (gCO2/km) |
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新型省エネ車両 | 新型特急車両「Laview」(1編成あたり) | 5,243 |
新型通勤車両「40000系」(1編成あたり) | 4,273 |
適格プロジェクト | 年間発電量**(MWh) | CO2排出削減量(t) | |
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太陽光発電設備 | 西武武山ソーラーパワーステーション | 10,897 | 4,250 |