グループ各社では、輸送の安全を確保することを最大の使命と考え、安全投資を実施しております。西武鉄道では連続立体交差事業の推進による踏切の減少や線形改良を図るほか、バリアフリー料金を活用したホームドア整備や、ホーム隙間転落検知システム等による駅ホームにおける安全対策の実施、法面の改良・落石防護や高架橋の高欄剥落防止や、車内防犯カメラ・ドライブレコーダーの導入、重要インフラ事業者としてサイバーセキュリティ対策の実施等を行っております。また、西武バス・西武観光バス・伊豆箱根バスなどでは先進安全自動車の導入、西武ハイヤー・伊豆箱根交通・近江タクシーでは衝突安全装置を装備したJPNタクシーの導入など安全確保に努めております。
具体的な取組みは下部に記載されている「各社取組み」より各社サイトをご参照ください。

グループ各社では、事故や大規模災害が発生した場合、被害を最小限に食い止め、早急に復旧を進めるため、防災訓練、総合復旧訓練等により異常時に備えるほか、BCP（事業継続計画）策定・訓練、災害発生時の初動対応についてまとめた「災害発生時における対応ハンドブック」を活用した災害への対応力向上に努めております。伊豆箱根鉄道では、自然災害（浸水時）における鉄道車両避難計画を策定しております。その他、乗務員の運転技量を再確認し、更なる安全意識の向上を目指すための安全運転協議会の実施や、VRを活用した安全教育なども実施しています。
また、西武造園等では管理運営する全公園において市民の方々の防災意識の啓発および公園の持つ防災機能のPRを目的とした防災イベント「そなえパークの日」を毎年実施しております。
具体的な取組みは下部に記載されている「各社取組み」より各社サイトをご参照ください。

大規模な災害が発生した場合を想定し、ダイヤゲート池袋や東京ガーデンテラス紀尾井町・グランエミオ所沢等商業施設において防災備蓄倉庫や非常用電源の設置、帰宅困難者の受け入れスペースの確保等災害時の備えを行っております。また、東京ガーデンテラス紀尾井町では千代田区と「大規模災害時における協力事項に関する協定」を、ダイヤゲート池袋では豊島区と「帰宅困難者対策の連携協力に関する協定」を締結しております。また、豊島区・西東京市・東久留米市、所沢市等沿線自治体と帰宅困難者対策の連携協力に関し順次協定を締結しているほか、各駅に大規模災害が発生した際、必要となる備蓄品（飲料水など）を配備しております。加えて、西武バスでは、新座市と「災害時におけるEVバスによる電力の供給等に関する協定」 を、小平市と「災害時における輸送に関する協定」 を締結しております。なお、ダイヤゲート池袋は高い耐震性能や災害時エネルギー供給対応等の「安全・安心」、快適なオフィス空間や上下温度分布の少ない温熱環境等による「健康性・快適性」などが評価され、一般財団法人建築環境・省エネルギー機構（IBEC）による「CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証制度」で5段階のうちの最高評価となるCASBEE-スマートウェルネスオフィス認証Sランクを取得しました。また、プリンスホテルでは、災害時のお客さま誘導方法、安否確認の手順などが記された「緊急時ハンドブック」を全従業員が携行し万が一に備えるほか、各事業所において災害用の備蓄などを行っております。

グループ各社では、食品の安全・安心を第一と考え、食中毒、異物混入、アレルギーなどの事故防止に全力で取り組んでおります。
また、国際的な衛生管理手法であるHACCPに沿った衛生管理を実施しております。

具体的取組み

• プリンスホテル　厨房環境・業務効率の改善によるチェック機能の強化
• プリンスホテル　食品安全教育の実施による知識、意識、スキルの向上
• プリンスホテル　料飲部門における帳票類のシステム化・ペーパレス化推進

グループ各社では、西武グループ行動指針において「反社会的勢力との絶縁」を誓っており、それら団体に対しては毅然とした対応をし、これら勢力の活動を助長するような行為は一切行いません。
また、グループ各社が保有・運営する全てのプール及び温浴施設等では入れ墨・タトゥーをされた方の入場を禁止し、安全で楽しくご利用いただける施設運営を行っております。