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株主の皆さまへ

平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

西武グループを取り巻く社会経済環境や事業環境は急速に変化し、将来予想が非常に困難な時代、いわゆる「VUCAの時代」に突入しております。そうした中で、当社では、概ね10年後の2035年度を見据え、グループのありたい姿として「Resilience & Sustainability -安全・安心とともに、かけがえのない空間と時間を創造する-」を設定し、これを実現すべく新たな「西武グループ長期戦略2035」を策定いたしました。新戦略において定めたマテリアリティ(重要テーマ)を実践することで「西武グループらしさ」を創出し、それがお客さまに西武グループを選んでいただける源になり、価値創造につながると考えております。西武グループだからこそできる価値創造を続け、「でかける人を、ほほえむ人へ。」を実現してまいります。CEOとして、引き続き、長期的かつ大局的な視点で将来を見据え、資本効率性を意識し、持続的な成長と社会的価値・株主価値の向上に努めてまいります。

株主の皆さまには、変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願いいたします。

以上

株式会社西武ホールディングス
代表取締役会長
会長執行役員 兼 CEO

後藤高志

  

株主の皆さまには、日頃より当社事業にご理解とご支援をいただき、心より感謝申しあげます。

西武グループは、コロナ禍での前中期経営計画期間に改革を断行し、グループ全役職員が一丸となって、厳しい局面を乗り越えてまいりました。今般策定した、2035年度を見据えた「西武グループ長期戦略2035」と3ヵ年の「中期経営計画(2024〜2026年度)」では、不動産事業を核とした成長戦略を実行し、これまでの不動産の保有を前提としたビジネスモデルから、流動化とその資金を活用した再投資を持続的に行い成長していくことを前提としたビジネスモデルに転換いたします。その資金を活用し、都心エリア、西武鉄道沿線エリアの再開発、リゾートエリアの開発等を進めることで、社会の発展に貢献するとともに、ホテル・レジャー事業および都市交通・沿線事業の事業機会も創出し、事業を通じて人々の生活に夢と希望を提供し、西武グループの中長期的な社会的価値・株主価値の向上を目指してまいります。
また、株主還元方針につきましては、成長投資を優先しつつも、DOE2.0%を下限とする累進配当を基本とすることで、安定的な配当とあわせ収益向上を通じた増配を実現してまいります。

今後とも、西武グループへの変わらぬご支援をお願いいたします。

以上

株式会社西武ホールディングス
代表取締役社長
社長執行役員 兼 COO

西山隆一郎