
株主の皆さまには、日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
本年4⽉1⽇付で、私が代表取締役会⻑兼CEOに、西山隆一郎が代表取締役社⻑兼COOに就任いたしました。また、中核会社の西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイドにおいても、新社長が就任いたしました。西武ホールディングスの代表取締役を2名体制にすることにより、経営体制を強化するとともに、「グループ全体の経営体制の若返りと専門性の強化」を図ることで、よりスピード感を持って変化に対応できる体制を構築してまいります。
私はCEOとして、より長期的かつ大局的な視点で将来を見据え、西武グループの長期戦略や人財育成、観光振興、環境問題等に取り組み、企業価値の向上へ向けて改革をさらに進めてまいります。
株主の皆さまには、引き続き変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申しあげます。
本年4月1日付で、代表取締役社長兼COOに就任いたしました西山隆一郎でございます。
株主の皆さまには、日頃より西武グループの活動にご理解とご支援をいただき、心より感謝申しあげます。
西武グループが現在遂行している「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」は、新型コロナウイルス感染症の流行で受けた大きな打撃から立ち直り、その後の持続的な成長の土台作りを企図する、事業構造の大きな転換を図ったものであります。まだ課題はあるものの、計画の骨子である「経営改革」「デジタル経営」「サステナビリティ」の取り組みは概ね順調に進捗しており、引き続きこの計画をしっかりと遂行してまいります。
そして次なるステージ、「回復から成長へ」に向けて、グループ全役職員一人ひとりがホスピタリティとそれぞれの専門性を追究し、その力を最大限発揮していくことで、西武グループの持続的な成長を実現してまいります。
今後とも、西武グループへの変わらぬご支援をお願い申しあげます。
配当について
2023年3月期の年間配当については、「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」の骨子として取り組んできた「経営改革」の進捗が概ね順調に推移し、「ホテル・レジャー事業の一部資産のアセットライト化」が完了したこと、また、事業環境を踏まえた足もとの業績も回復してきていることを踏まえ、前期比20円増額の1株当たり25円(中間配当金5円を含む)といたします。
2024年3月期の年間配当については、2024年3月期連結業績予想や資金の状況等を総合的に勘案し、1株当たり25円(中間配当金12.5円、期末配当金12.5円)を計画しております。