
株主の皆さまには日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
2025年3月期中間連結会計期間においては、人件費などの費用が増加したものの、インバウンドの積極的な取り込みや運輸収入の好調により、営業収益・営業利益・経常利益ともに前年同期を上回りました。親会社株主に帰属する中間純利益は、株式会社NWコーポレーションの株式の追加取得により発生した特別利益の計上などにより、前年同期に比べ大幅な増益となりました。
2024年5月に公表した「西武グループ長期戦略2035」では、概ね10年後の2035年度を見据え、アウトカム(ありたい姿)として「Resilience & Sustainability-安全・安心とともに、かけがえのない空間と時間を創造する-」を設定いたしました。戦略の柱として不動産事業を核としながら、ホテル・レジャー事業、都市交通・沿線事業をはじめ、各事業の競争力を追求する成長戦略に大きく舵を切り、東京ガーデンテラス紀尾井町の流動化や総合不動産会社への飛躍を企図した組織再編など、キャピタルリサイクルの最大化に向けた取り組みを着実に進めております。
事業と人財の専門性を追求することにより、今後も各事業の競争力やレジリエンスを高め、すべてのステークホルダーに夢と希望と感動を提供する西武グループらしい長期戦略のもとでサステナブルな成長を果たし、社会的価値・株主価値の向上を目指してまいります。
株主の皆さまには、今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。
西武グループの取り組み