毎日の笑顔が、
未来を拓く。
西武グループでは、「グループビジョン」のもと、持続可能な社会の実現に向けて「サステナビリティアクション」を推進しています。
その重要な基盤である人財の健康と働きがいの向上に取り組み、従業員一人ひとりが安心して能力を発揮できる職場環境を整備することで、組織の活性化と持続的な企業価値の向上につなげています。
健康経営宣言
グループビジョン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の実現のためには、従業員自身が「健康でほほえむ」ことができる環境づくりが重要であることから、当社では健康経営を推進します。
- 従業員とその家族の心身の健康づくりを支援します。
- 従業員一人ひとりが力を最大限に発揮できる、働きがいのある職場環境を整備します。
- 従業員の健康と働きがいを基本として、グループの多彩なサービスを通じて「ほほえみ」を届け、お客さまの豊かな毎日を応援します。
健康経営を、人財の活躍と持続的な企業価値向上を支える経営基盤の一つとして位置付け、経営層のリーダーシップのもと、継続的に推進します。

株式会社西武ホールディングス
代表取締役社長
社長執行役員兼CEO兼COO
西山 隆一郎
■経営における健康経営の位置付け
西武ホールディングスは、グループビジョン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の実現および「西武グループ長期戦略2035」の推進に向け、人財の定着・活躍、生産性の向上、安全の確保および組織の活性化を重要な経営課題と捉えています。 取締役社長 西山隆一郎のもと、健康経営をこれらの経営課題の解決と持続的な企業価値向上を支える人財戦略の重要な基盤として位置付けています。
健康経営体制図
取締役社長を健康経営の最高責任者とし、人財戦略部担当役員が健康経営全体を統括しています。人財戦略部を中心に、ヘルスサポートセンターの産業医・保健師・看護師、安全衛生委員会および西武健康保険組合と連携し、健康課題の把握、施策の企画・実行、効果検証を行っています。
健康経営に関する重点課題、目標、施策の進捗および効果検証結果は、西武グループサステナビリティ委員会および取締役会に報告し、経営層による監督のもと、必要な改善につなげています。
健康経営戦略マップ
西武グループは、持続的な成長に向けた人財の定着・活躍、生産性の向上、安全の確保および組織の活性化を重要な経営課題と捉えています。
これらの課題に対応するため、生活習慣の改善、メンタルヘルスの保持・増進、働きやすい職場環境の整備およびエンゲージメントの向上を重点テーマとして設定しています。
西武ホールディングスの健康経営戦略マップでは、健康投資施策、施策の実施状況を示すKPI、健康関連指標および最終的なKGIのつながりを整理し、定期的な効果検証と改善に活用しています。
※1 エンゲージメントスコアは、「モチベーションクラウド」(株式会社リンクアンドモチベーション提供)によるスコアです。同サービスを利用している他社平均を50とした偏差値です。
※2 上司からの支援に関する指標(PSS)は、エンゲージメント調査において設定される16領域の一つである「支援行動」のスコアです。
健康経営の目標・KGI
西武ホールディングスでは、従業員のワーク・エンゲージメントの向上を重要な健康課題の一つと捉えています。従業員一人ひとりが心身ともに健康で、最高のパフォーマンスを発揮し、周囲と協働しながら成果を生み出せる職場環境を目指しています。
健康管理システムの導入、産業医・保健師・看護師等による支援、健康診断・保健指導、生活習慣改善施策、コミュニケーション施策およびエンゲージメント向上施策を通じて、生活習慣の改善、心身の健康保持・増進、健康意識の向上およびラインケアの充実を図っています。
これらの取り組みにより、エンゲージメントの向上、組織力の向上、アブセンティーイズムおよびプレゼンティーイズムの改善、ハイリスク者の減少につなげることを目指しています。
最終的な目標指標(KGI)として、エンゲージメントスコアおよび上司からの支援に関する指標を設定しています。健康関連指標、アブセンティーイズムおよびプレゼンティーイズム等についても補完指標として継続的に確認し、施策の改善に活用しています。具体的な目標値、達成目標年度および実績は、「健康に関する目標・実績」に掲載しています。
主な取り組み
西武ホールディングスは、持株会社として、西武グループにおける多様な人財がそれぞれの専門性と創造性を発揮し、お客さまに安全・安心で心豊かな体験を提供し続けることを、持続的な企業価値向上の基盤と考えています。
健康経営を、人財の定着・活躍、生産性の向上、安全の確保および組織の活性化を支える重要な人財戦略の一つとして位置付け、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、個人および組織の力を最大限に発揮できる職場環境づくりを推進します。
▶ 健康投資額実績(2025年度計画):1,910万円 健康投資額(一人あたり):50,263円
産業医・医療職による健康支援体制
西武ホールディングスでは、従業員の心身の健康保持・増進を支援するため、社内にヘルスサポートセンターを設置しています。産業医、保健師および看護師が、人財戦略部、所属部署、安全衛生委員会、西武健康保険組合等と連携し、健康課題の把握から施策の実施、効果検証までを支えています。
主な取り組みは以下のとおりです。
- ・定期健康診断およびストレスチェックの実施
- ・健康診断結果に基づく受診勧奨、保健指導および継続的なフォロー
- ・心身の健康に関する従業員からの相談対応
- ・長時間労働者や健康上の配慮が必要な従業員への支援
- ・病気の治療と仕事の両立支援
- ・復職に向けた支援および復職後の再発予防支援
病気の治療をしながら就業継続を希望する従業員に対しては、本人の意向を尊重しながら、産業医・保健師等の産業保健スタッフ、人財戦略部および所属部署が連携し、治療と仕事の両立を支援しています。
健康管理システムの導入
西武ホールディングスでは、従業員一人ひとりが心身の状態を適切に把握し、自ら健康行動につなげることができる環境を整えるとともに、産業保健スタッフと職場が連携して早期支援を行うため、健康管理システムを導入しています。
従業員は、システム上で自身の健康診断結果を確認できるほか、産業医・保健師・看護師等の医療職とのメッセージによる相談、面談予約、疲労蓄積度自己診断チェックリストへの回答、ストレスチェックの受検等を行うことができます。
また、健康診断等の結果、二次検査または医療機関への受診が必要と判定された場合には、受診後にシステム上で受診状況を報告することができます。これにより、従業員が必要な受診や相談につなげやすい環境を整えるとともに、産業保健スタッフによる適切なフォローを支援しています。
マネジメント層向けの機能では、就業上の配慮に必要な範囲で、部下の就業判定や産業医意見書に記載された就業上の措置・配慮事項を確認できます。人財戦略部、ヘルスサポートセンターの産業医・保健師・看護師および所属部署が連携し、従業員の健康状態に配慮した働き方や職場環境の整備、治療と仕事の両立支援等につなげています。
健康管理システムを、従業員の主体的な健康保持・増進と組織的な健康支援をつなぐ基盤として活用し、従業員が安心して能力を発揮できる職場環境づくりを推進しています。健康情報は、適切な権限管理のもとで取り扱っています。
健康診断の受診促進と受診後フォロー
西武ホールディングスでは、すべての従業員が健康診断を受診しやすい環境を整備し、定期健康診断の受診率100%を維持しています。
2026年度からは、40歳以上の全従業員を対象に、法定の定期健康診断の項目を満たす人間ドックを受診できる制度を導入しています。西武健康保険組合の補助に加え、補助額を超える費用を会社が負担することで、従業員が費用負担なく受診できる環境を整えています。
健康診断または人間ドックの結果、二次検査や医療機関への受診が必要と判定された従業員に対しては、健康管理システムを通じて受診勧奨を行うとともに、受診後の状況を報告できる仕組みを設けています。未受診者には、産業保健スタッフ等が必要に応じて受診勧奨や相談対応を行い、早期受診につなげています。
健康診断の受診状況、二次検査・医療機関の受診状況および受診後のフォロー状況を定期的に確認し、疾病の早期発見・重症化予防および治療と仕事の両立支援につなげています。
西武健康保険組合とのコラボヘルス
西武ホールディングスでは、西武健康保険組合と連携し、従業員およびその家族の健康保持・増進を支援するコラボヘルスを推進しています。
西武健康保険組合が導入する健康支援アプリ「HELPO」を通じて、被保険者および被扶養者が、医療職による健康相談を利用できる環境を整えています。日常の健康に関する不安や悩みについて、必要に応じて医療職へ相談できる機会を提供することで、早期の相談行動と健康意識の向上を支援しています。
また、特定健康診査・特定保健指導等についても、西武健康保険組合と連携し、生活習慣病の発症・重症化予防に取り組んでいます。
(2024年度の特定保健指導完了率は77.8%となり、前年度比で大きく改善しました。)
健康課題
定期健康診断の標準的な質問票等を活用し、運動習慣者比率および日常生活における身体活動の状況を確認しています。従業員の心身の健康保持・増進に加え、部署・職場におけるコミュニケーションの活性化につながる機会を創出することを、健康経営上の重要なテーマの一つと捉えています。
グループ共通ウォーキングイベント
西武ホールディングスは、持株会社として西武グループ全体の健康経営を推進しています。グループ共通の健康施策として、健康支援アプリを活用した、部署を基本とするチーム対抗ウォーキングイベントを年1回実施しています。
チームで歩数を競う形式とすることで、運動を始めるきっかけづくりや日常的な歩行の促進に加え、従業員同士の交流や声かけを促すことを目指しています。上位チームおよび個人に対する表彰も実施しています。
【2025年度実績】
2026年1月に実施したウォーキングイベントには、西武ホールディングスからは105名が参加、イベントへの参加率は70.9%でした。(西武グループ全体では、256チーム、約1,600名が参加)
【効果検証と改善】
ウォーキングイベントについては、西武ホールディングスの参加者数、参加率およびチーム数により、施策の到達状況を把握しています。
また、定期健康診断の標準的な質問票を活用し、運動習慣者比率および日常生活において1日1時間以上の歩行または同等の身体活動を行う従業員の割合を経年で確認しています。これらの指標を、ウォーキングイベントを含む継続的な運動促進施策の中長期的な効果を確認する指標として活用し、次年度以降の施策内容や参加促進策の改善につなげています。
ラジオ体操の実施
従業員の健康促進、労働環境の向上および事故・けがの予防を目的として、オフィスでは毎日同時刻にラジオ体操を実施しています。身体を動かす機会を日常的に設けることで、従業員一人ひとりの姿勢の改善や心身のリフレッシュにつなげ、生産性の高い職場づくりを推進しています。
上位チーム表彰式の様子
ラジオ体操の様子
オフィス健康器具の設置
執務室のフリースペースに、ぶら下がり健康器や振動機器等の健康器具を設置しています。勤務中にも気軽に身体を動かせる環境を整備することで、肩こりや腰痛等の予防・改善を支援しています。
また、血圧計を設置し、従業員が日常的に自身の健康状態を確認できる環境づくりを進めています。
こうした職場環境の整備を通じて、従業員が自らの心身の状態に関心を持ち、健康行動を継続しやすい職場づくりを目指しています。
健康支援アプリの活用
西武健康保険組合と連携し、従業員が楽しみながら健康的な生活習慣を身につけられるよう、健康支援アプリを導入しています。
従業員は、歩数、運動目標および生活習慣に関する目標を記録・確認し、自身の健康行動を可視化できます。ウォーキングイベント等のグループ共通施策にも活用し、日常的な健康行動の促進を図っています。
就業時間内禁煙と禁煙支援
西武ホールディングスでは、従業員の喫煙率低下を重要な健康課題の一つと位置付けています。2026年度の喫煙率目標を5%とし、就業時間内の喫煙を禁止するとともに、職場における従業員用喫煙所を閉鎖しています。
また、西武健康保険組合と連携し、禁煙を希望する被保険者および被扶養者を対象に、禁煙サポートプログラムを実施しています。健康支援アプリ「HELPO」を活用した禁煙支援や禁煙外来の受診支援を通じて、一人ひとりが自身の状況に合わせて禁煙に取り組める環境を整えています。
喫煙率の推移に加え、禁煙サポートプログラムの利用状況を確認し、施策の充実と継続的な改善につなげていきます。

健康ニュースの発信
従業員のヘルスリテラシー向上と、心身の健康を基盤としたパフォーマンスの発揮を支援するため、社内ポータルサイトで産業医による「健康ニュース」を継続的に配信しています。
健康ニュースでは、産業保健の視点も踏まえ、生産性の向上、セルフマネジメント、主体的な行動、対人関係および組織における成長に関するテーマを取り上げています。従業員が自身の働き方や行動を振り返り、健康でいきいきと働くためのヒントを得られる内容を発信しています。
従業員一人ひとりが、自身の成長と健康、周囲との関係性を捉え直し、より良い働き方や組織づくりにつなげられるよう支援しています。
女性の健康に関する理解促進
「SEIBU ダイバーシティウィーク」を開催し女性特有の健康課題やセルフケアに関するセミナーを実施しています。従業員が性別を問わず健康課題への理解を深め、互いに尊重し支え合える職場環境づくりを推進しています。
ヘルスリテラシーの向上
健康経営の取り組みの一環として、社内イントラを活用した健康教育を実施しています。(参加率:約80%)
西武ホールディングスでは、従業員一人ひとりが心身ともに健康で、安心して能力を発揮できる職場環境づくりを重要な課題と捉えています。ストレスチェックによる職場課題の把握、ラインケアに関わる役員・管理職の理解促進、相談体制の整備、復職支援を一体的に実施し、メンタルヘルス不調の予防、早期発見、早期対応および再発予防に取り組んでいます。
ストレスチェックと職場環境改善
年1回、ストレスチェックを実施しています。結果は、従業員自身が心身の状態を振り返る機会として活用するとともに、集団分析を通じて職場ごとの状況や課題を把握し、職場環境の改善につなげています。
分析結果は各職場にフィードバックし、必要に応じて、人財戦略部、ヘルスサポートセンターの産業医・保健師・看護師および所属部署が連携して、職場課題に応じた支援を行っています。
ラインケアに関わる役員・管理職を対象とした研修
従業員の心身の健康を支えるためには、日常的に部下と接する管理職に加え、管理職からエスカレーションされた健康課題や就業上の配慮に関する相談を受け、支援や判断を行う役員層の理解も重要と考えています。
このため、ラインケアに関わる役員、部長、次長および課長を対象に、ラインケア研修を実施しています。研修では、メンタルヘルス不調の予防・早期発見、相談を受けた際の対応、就業上の配慮に関する留意点、産業医・保健師等の産業保健スタッフおよび人財戦略部との連携について理解を深めています。
経営層から管理職までが共通の理解を持ち、従業員からの相談や職場で生じた健康課題を適切な支援につなげられる体制を整えています。
相談体制の整備
従業員が心身の不調や働き方に関する悩みを早期に相談できるよう、ヘルスサポートセンターの産業医・保健師・看護師による相談体制を整えています。
健康管理システムを通じて、医療職とのメッセージによる相談や面談予約を行うことができるほか、本人が利用できる外部相談窓口も設置しています。従業員が相談先を選択できる環境を整えることで、早期の相談・対応につなげています。
Wellness Bloom Program
(復職支援プログラム)
メンタルヘルス不調等により休職した従業員に対しては、復職支援プログラム「Wellness Bloom Program」を活用し、体調回復後の円滑な復職と再発予防を支援しています。
本人の状況に応じて、産業医、保健師等の産業保健スタッフ、人財戦略部および所属部署が連携し、復職後も継続的にフォローしています。
安全・安心な職場環境は、従業員の健康と働きがいを支える重要な基盤です。西武ホールディングスでは、安全衛生委員会を中心に、産業医、衛生推進者、従業員代表等が連携し、職場の安全確保と健康障害の予防に取り組んでいます。
主な取り組み
- ・安全衛生委員会における健康・安全課題の共有と改善策の検討
- ・時間外労働の状況のモニタリングおよび改善に向けた働きかけ
- ・法定巡視に加え、安全衛生推進委員による定期的な職場巡視
- ・従業員の意見を踏まえた職場環境・安全管理の改善
職場巡視では、法令遵守の確認に加え、従業員の視点から潜在的なリスクを把握し、安全で働きやすい職場環境の整備につなげています。
労働安全衛生リスクの把握と改善
西武ホールディングスでは、安全衛生委員会、産業医、衛生推進者および従業員代表等が連携し、職場巡視、従業員からの意見聴取、労働時間の状況確認、労働災害・ヒヤリハット事例の確認等を通じて、職場における危険源および健康障害要因を把握しています。
把握したリスクについては、発生可能性および影響度を踏まえて優先度を評価し、執務環境、設備、作業方法、長時間労働、メンタルヘルスおよび感染症対策等に関する改善策を検討・実施しています。
対策の実施状況および有効性は、安全衛生委員会等で定期的に確認し、その結果を年間安全衛生計画および次年度以降の職場環境改善に反映しています。
柔軟な働き方の推進
従業員にモバイルパソコンおよび業務用スマートフォンを貸与し、テレワークやフレックスタイム制度と組み合わせることで、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方を推進しています。
また、過重労働の抑止および十分な休息・睡眠時間の確保に向け、従業員の長時間労働の状況を毎月分析しています。必要に応じて、所属部署と人財戦略部が連携し、対象従業員および管理職への面談・支援を行っています。
グロース面談による対話の促進
柔軟な働き方の推進によって従業員間のコミュニケーションが希薄にならないよう、目標管理を中心とした上司・部下の定期的な面談「グロース面談」を実施しています。
対話を通じて、従業員の成長、キャリア、業務上の課題および健康面への配慮を支援し、信頼関係の構築、自己成長機会の創出および働きがいの向上につなげています。
コミュニケーション創出
・誕生日会「みんなでバースデー!」
西武ホールディングスでは、従業員同士のヨコ・タテ・ナナメのつながりを強化し、組織を超えて互いに支え合える職場環境をつくるため、従業員参加型の交流施策として誕生日会「みんなでバースデー!」を開催しています。日ごろの業務上のやりとりに加え、懇親の場を通じて部門横断的な連携を強化することで、従業員一人ひとりの働きがいを高めるとともに組織力の強化を推進しています。
・埼玉西武ライオンズ 野球観戦会
従業員とその家族を対象に、埼玉西武ライオンズの野球観戦会を実施しています。職場内の従業員同士の交流に加え、家族にも西武グループへの理解・愛着を深めてもらう機会とすることで、従業員がより安心して働き、いきいきと活躍できる環境づくりを目指しています。
これらの施策については、参加者数および参加率、満足度等を確認し、従業員間の交流機会の充実に向けた次年度以降の企画改善に活用しています。
働きがい(エンゲージメント)調査
働きがい(エンゲージメント)調査を実施し、定期的に組織の状態を可視化しています。調査結果を活用して組織ごとの強みや課題を把握し、管理職や職場と共有するとともに効果的なアクションプランを継続的に実行することで、より働きがいのある組織・職場づくりにつなげ、全社的な生産性向上をはかっています。
パルスサーベイの実施
従業員が仕事を通じて感じているやりがい、達成感、職場関係の状態等を継続的に把握するため、月に1回パルスサーベイを実施しています。調査結果に基づいた効果的な施策を通じて、従業員が安心していきいきと働ける職場づくりと働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。
西武ホールディングスでは、定期健康診断の標準的な質問票等を活用し、従業員の食生活に関する状況を把握しています。特に若年層における朝食欠食を健康課題の一つとして認識し、朝食をとる習慣づくりと、健康的な食行動を選択しやすい職場環境の整備に取り組んでいます。
若年層の朝食欠食への対応
定期健康診断の標準的な質問票等から把握した朝食欠食の状況を踏まえ、若年層を主な対象として、無料朝食提供イベントを実施しています。
朝食をとるきっかけを提供するとともに、従業員が自身の食生活を振り返り、日常的な朝食摂取につなげられるよう支援しています。イベントの対象者数、参加者数および参加率を確認するとともに、朝食欠食者率の推移を食生活改善に向けた取り組み全体の中長期的な指標として把握し、次年度以降の施策内容や実施方法の改善に活用しています。
健康的な食環境の提供
西武ホールディングスでは、全従業員が栄養バランスに配慮した食事を利用できる環境を整え、健康管理および食生活の改善を支援しています。
メニューごとにエネルギーおよび塩分を表示し、従業員が食事を選ぶ際に栄養情報を確認できるようにしています。また、会計時には、その日の食事の合計エネルギーおよび塩分を表示することで、従業員が日常的に自身の食生活を振り返り、健康的な食行動につなげられるよう支援しています。
食べ方への配慮
早食い防止スプーンや穴あきレンゲを導入し、食べる速度や塩分摂取に配慮した食行動を支援しています。また、カトラリー置き場等にPOPを設置し、従業員の利用を促しています。
「スマートミール」の認証取得
西武ホールディングスでは、「健康な食事・食環境」の提供の一環として、ダイヤゲート池袋において「スマートミール」の認証を取得しています。
従業員が健康的な食事を選択しやすい環境を整えることで、食生活の改善および生活習慣病リスクの低減を支援しています。
「スマートミール」の一例
海外派遣者の健康・安全支援
西武ホールディングスでは、海外派遣者および帯同家族が、派遣先においても安心して健康的に生活し、能力を発揮できるよう、健康管理および感染予防を支援しています。
感染症をはじめとするグローバルな健康課題は、従業員の健康と安全に加え、事業継続の観点からも重要な課題です。西武ホールディングスでは、派遣先の状況に応じた健康管理・感染予防対策を実施しています。
海外派遣者への対応
西武グループ共通の「西武グループ海外派遣者健康管理ガイドライン」に基づき、海外派遣者および帯同家族に対して、派遣前・派遣中・帰国後の健康管理を支援しています。
主な取り組みは以下のとおりです。
- ・派遣前後および派遣中の健康診断
- ・派遣地域に応じて国が推奨する予防接種の会社負担による実施
- ・海外療養費制度の利用推奨
- ・海外での医療費負担を軽減するための海外旅行保険への加入
- ・健康・安全に関する情報提供および相談対応
従業員への感染症教育
海外業務に従事する従業員に加え、私的な海外渡航を予定する従業員等を対象として、産業保健スタッフが「輸入感染症」等に関する情報提供を行っています。
今後も、海外派遣者および海外渡航者が必要な健康情報を得て、適切な感染予防行動をとれるよう支援していきます。
西武グループ
健康経営推進体制
西武グループでは、各社において人事担当役員、人事部門、産業医、安全衛生管理者、保健師、安全衛生推進者等が連携し、安全衛生委員会を通じて、従業員の健康課題や時間外労働の状況を確認しています。各社の実態に応じて年間の安全衛生計画を策定し、計画的かつ継続的に健康・安全に関する取り組みを推進しています。
西武ホールディングスでは、従業員の意見を聴取する仕組みを設け、安全衛生委員会における議論に反映するなど、労使が連携して健康・安全に関する課題に取り組んでいます。
西武グループ
健康経営推進会議
西武ホールディングスは、持株会社として西武グループの健康経営を推進するため、原則年1回、「西武グループ健康経営推進会議」を開催しています。
本会議には、西武ホールディングスおよび主要事業会社の人事担当役員または人事部長、西武健康保険組合の担当者が出席します。健康経営に関する実態・課題・施策の進捗を共有し、重点健康テーマや定量目標の設定、施策の実施状況および効果検証、次年度に向けた改善方針について議論しています。
本会議を通じて、グループ各社の健康課題や取り組みを共有し、好事例の横展開や継続的な改善につなげることで、グループ全体の健康経営を推進しています。
健康に関する目標・実績
従業員の健康維持に向けた目標と実績をまとめています。取り組みの成果を可視化することで、より効果的な健康経営の推進に役立てています。
| 項目 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 目標値 (2026年度) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 健康診断 | 定期健康診断受診率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 要受診者受診率 ※1 | 97.4% | 100.0% | 96.9% | 100.0% | |
| 特定健康診査受診率 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | |
| 特定保健指導完了率または実施率 | 24.0% | 77.8% | - | 60.0% | |
| 健康診断結果 | 適正体重者率 | 70.7% | 71.3% | 70.7% | 71.0% |
| 健康管理 | ハイリスク者管理率 ※2 | 100.0% | 100.0% | 88.9% | 100.0% |
| 生活習慣 | 喫煙率 | 8.5% | 7.4% | 7.8% | 5.0% |
| 睡眠で休養が取れている者の割合 | 66.9% | 67.0% | 70.0% | 80.0% | |
| 運動習慣者比率 ※3 | 22.2% | 22.9% | 22.1% | 60.0% | |
| 心の健康 | ストレスチェック受検率 | 95.8% | 98.3% | 95.0% | 100% |
| 非高ストレス判定率 | 90.8% | 92.3% | 88.4% | 対前年改善 | |
| ヘルスリテラシー | ヘルスリテラシー指標 ※4 | - | - | 6.37点 | 7.0点 |
| 組織活性化 | エンゲージメントスコア ※5 | 52.2 | 56.4 | 63.3 | 58.0 |
| 上司からの支援に関する指標(PSS) ※6 | 3.6 | 3.7 | 3.8 | 対前年改善 | |
| エンゲージメント調査 回答率 | 95.1% | 93.9% | 96.3% | 90.0% | |
| エンゲージメント調査 回答者数 | 392名 | 322名 | 366名 | 全従業員 | |
| 健康パフォーマンス | アブセンティーイズム ※7 | 2.2日 | 2.1日 | 2.6日 | 対前年改善 |
| プレゼンティーイズム ※8 | 80.1% | 81.7% | 81.3% | 対前年改善 | |
| プレゼンティーイズム調査 回答率 | 95.8% | 98.3% | 95.0% | 100% | |
| プレゼンティーイズム調査 回答者数 | 316名 | 338名 | 362名 | 全従業員 | |
| 働きかた | 月平均時間外労働時間 ※9 | 26.4時間 | 25.2時間 | 27.7時間 | 25時間 |
| 年次有給休暇取得率 ※10 | 71.6% | 69.8% | 67.6% | 70% | |
| 年次有給休暇平均取得日数 | 13.6日 | 13.3日 | 12.7日 | - | |
| 人財定着 | 自己都合離職率 | 3.7% | 4.3% | 1.2% | 3.0% |
| 平均勤続年数 | 15.4年 | 15.8年 | 15.5年 | - | |
※1 要受診者受診率は、定期健康診断または人間ドックの結果、二次検査または医療機関への受診が必要と判定された従業員のうち、受診したことを確認できた従業員の割合です。
※2 当社が定めるハイリスク者および準ハイリスク者のうち、治療終了またはコントロール良好の基準に到達するまで管理した従業員の割合。
※3 運動習慣者比率は、1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2回以上、1年以上実施している者の割合です。
※4 ヘルスリテラシー指標は、健康情報を理解し、自身の健康管理および適切な行動選択につなげる力に関する従業員アンケート(10点満点)の結果です。2025年度は11月に調査を実施し、対象者381名のうち362名が回答しました。回答率は95.0%です。
※5 エンゲージメントスコアは、「モチベーションクラウド」(株式会社リンクアンドモチベーション提供)により測定しています。同サービス利用企業の平均を50とした偏差値であり、数値が高いほどエンゲージメントが高い状態を示します。2025年度は2026年2月に調査を実施し、対象者395名のうち362名が回答しました。回答率は96.3%です。
※6 上司からの支援に関する指標(PSS)は、エンゲージメント調査において設定される16領域の一つである「支援行動」のスコアです。
※7アブセンティーイズムは、疾病を理由とする休職および長期欠勤による1人当たり年間休務日数です。対象範囲は、株式会社西武ホールディングスの正社員および嘱託社員です。2025年度の算定対象者数は380名です。本指標は、連続4日以上の私傷病による休務を衛生月報で把握し、算定しています。勤怠・報告データを用いて算定しているため、アンケート調査における回答率はありません。
※8 プレゼンティーイズムは、東京大学が開発したSingle-Item Presenteeism Question(SPQ)を用い、過去4週間の仕事のパフォーマンスを、病気やけががないときの状態を100%として自己評価した全従業員平均です。数値が高いほど、仕事のパフォーマンスが高い状態を示します。2025年度は11月に調査を実施し、対象者381名のうち362名が回答しました。回答率は95.0%です。対象範囲は、株式会社西武ホールディングスの正社員および嘱託社員です。
※9 月平均時間外労働時間は、対象従業員の所定外労働時間の月平均です。
※10 年次有給休暇取得率は、年次有給休暇の付与日数に対する取得日数の割合です。
※対象範囲は、特に記載のない限り株式会社西武ホールディングスの従業員です。
職場安全に関する
実績(労働災害)
社内横断的な組織として、各部署から選任された衛生推進者による「安全衛生委員会」を設置し、健康および安全に関する意見交換を行い、社内への提言、啓発を行っています。産業医による講義、衛生推進委員がお互いの職場の巡視を定期的に行うなど、職場の安全維持に取り組んでいます。
| 項目 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
|---|---|---|---|---|
| 労働 災害 |
業務災害件数 | 0件 | 0件 | 0件 |
| 通勤災害件数 | 0件 | 1件 | 0件 | |

株式会社西武ホールディングスは、2026年3月9日付で、経済産業省および日本健康会議が共同で認定を行う「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定されました。2021年の初認定から今回で6年連続6回目の認定となります。
当社を含む西武グループでは、グループの経営理念である「グループビジョン」に基づき、持続可能な社会の実現に向け「サステナビリティアクション」に取り組んでおります。西武グループ長期戦略2035 においては、社会課題や事業環境を踏まえ、マテリアリティ(重要テーマ)の一つとして「多様な人財の育成・活躍」を設定し、その一環として健康経営を推進しております。引き続き「西武グループ健康経営宣言」に基づき、従業員とその家族の心身の健康づくりに積極的に取り組んでまいります。
西武グループ24社が
「健康経営優良法人2026」の認定を取得



西武塾
シニアほほえみ
ペットスマイル
ダイバーシティの推進
西武ロケーション
