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人並み以上の「母心」で
人とホテルを育てる。
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド
プリンス スマート イン 恵比寿 支配人
薄井 茜 -
笑顔と縁を原動力に
新たな組織づくりを。
西武アグリ株式会社
代表取締役
清野 友美
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相手の目線に合わせた
丁寧な対話で人をつなぐ。
西武鉄道株式会社
広報部長
木村 有加 -
人並み以上の「母心」で
人とホテルを育てる。
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド プリンス スマート イン 恵比寿 支配人
薄井 茜
※上記所属・役職は、取材当時のものです。
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相手の目線に合わせた
丁寧な対話で人をつなぐ。西武鉄道株式会社
広報部長木村 有加
Profile
2006年入社。西武鉄道初の女性総合職採用として、駅係員、車掌を経験し、2008年に戦後初の女性運転士となる。以降は、人事部で採用担当、計画管理部で特急電車のプロモーションを担当し、2014年より広報業務に従事。3年間、西武ホールディングスにおいてグループ広報を経験し、2024年4月に西武鉄道株式会社広報部長に就任。
学生時代、テーマパークでのアルバイトで鉄道系アトラクションの運営に携わり、安全・安心を守りながら、お客さまに気持ちよくご理解いただけるお声かけや素敵な思い出づくりのお手伝いを追求する接客に魅力を感じ、鉄道会社のサービスに興味を持ちました。また、鉄道会社は沿線観光事業なども手掛けており、自分の興味や努力によって自分の可能性を無限に広げられるのではないかと思ったことも入社の決め手になりました。
広報は、社内の多くの部署と協力して仕事を進めることが多い分、ときには部門間の考え方や意見の違いなどから調整が難航することがあります。また、メディアがほしい情報と関係部門が出したい情報が異なることもあります。メディアにささる切り口を模索しつつ、どうしたら関係部門の想いを最大限伝えられるか、相手の立場に立った丁寧な対話を通して関係者の利害を極力一致させることができるように努めています。地道な働きかけを通して、社内外から「まずは西武鉄道の広報部に相談したい」と思っていただけるようなチームを目指します。
「社用スマートフォンと消せるボールペン」
広報は、会社の様々な問題の発生時に率先して対応します。いつ有事が発生するか分からないため、社用スマートフォンはいつも持ち歩いています。また予定の変更をすぐに反映させたり、思いついたアイデアなどをすぐに書き留めておいたりするために、消せるボールペンも必需品です。
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人並み以上の「母心」で
人とホテルを育てる。株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド
プリンス スマート イン 恵比寿
支配人薄井 茜
Profile
2003年入社。新高輪プリンスホテル、品川プリンスホテルメインタワーにてフロント業務に従事。
その後、品川プリンスホテル Nタワーでマネジメント管理を担当し、
2020年4月より本社PSI事業部へ配属、同年10月プリンス スマート イン恵比寿の支配人に就任。
入社当時に希望していた「人と接する」ホテルのフロント業務に就き、日々楽しくやりがいをもって長く携わってきました。プライベートでは2度の出産を経験しましたが、当時は出産後にフロント業務に戻る先輩が少ない中、家族や職場の方々のサポートに恵まれ、育休復帰後もホテルの現場最前線で働き続けることができ、更にホテル1棟全体の現場から予算管理までを任される等、様々な経験を積むことができました。
いまでは、働く母の姿を中学生になった2人の子供たちが応援してくれるのが一番の支えであり、年1回の家族旅行がモチベーション維持の秘訣です。
支配人として就任したプリンス スマート イン 恵比寿は次世代型ホテルの新ブランドとして誕生した第1号店です。人並み以上の母心をもった支配人として、当ホテルのスタッフをはじめ、今後順次開業していくPSI事業全体に関わる若いスタッフへ私の知識や経験を繋ぎ、多くのお客さまに愛されるホテルを増やしていけたらと考えています。
「手帳と名刺」
現在、全国のプリンスホテル従業員の中でもプリンス スマート イン ロゴの入った名刺は私達だけが持てる特別なものです。手帳と名刺は常に持ち歩き、お客さまをはじめとする多くの方とのご挨拶がいまの仕事に繋がっています。
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目標は「一緒に仕事が
したいと思える人」。株式会社西武リアルティソリューションズ
東京ガーデンテラス事業推進部(商業・TM担当) 担当課長
浜添 裕子
Profile
2005年入社。入社後、店舗のリーシングマネジメントを担当する部署に配属。
テナント誘致の業務に5年間かかわる。
2010年からは軽井沢・プリンスショッピングプラザにて、
営業や宣伝・企画を担当し、第7期増床オープンにも携わる。その後、西武新宿ペペや施設のリニューアル等を担当する部署にて勤務したのち、現在は、東京ガーデンテラス紀尾井町にて、商業・TM(タウンマネジメント)担当の課長を務めている。
もともと沿線が地元であるため西武本川越ペペを利用しており、西武には馴染みがあったこと、ショッピングが好きで商業施設のビル運営・管理に興味があったことから、入社を決意しました。普段から大事にしているのは、自分自身がやりがいを感じられるよう、モチベーションを高くキープするということです。常に置かれた場所で目標をもってコツコツ進めることで、自身の成長や自信につながり、次のモチベーションが生まれます。またモチベーションを高めるために、色々なことに興味を持ったり、社内外の人とたくさん話す機会をつくっています。最近では外部研修等に参加し、視野を広げることができています。
仕事を続ける上で目標は「一緒に仕事をしたい」と言ってもらえるような人になることです。人望があり、何かプロジェクトを進める時に名前が挙がるような人を目指したいと思っています。
「手帳」
業務スケジュール、商業施設の新規オープン情報等を書き込んだ手帳。この一冊で一元管理しており仕事でのマストアイテムとなっています。毎日持つものなので、毎年カラーを変えることで気分もアップさせています。
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自分らしく働く。
それが私の答え。西武バス株式会社
滝山営業所 副指導乗務員川口 紀子
Profile
2003年入社。入社以来、路線バスの運転士に従事し、
現在は副指導乗務員として新人運転士の指導も行っている。
幼少期に多くの人を乗せた西武バスが橋を渡っていく姿を見て魅力的に思い、いつの日かバスにかかわる仕事がしたいと思っていました。そんななか、東伏見を走る「はなバス」を女性が運転していたのを見て、「これだ!」と思い、すぐに入社を決意しました。
予想はしていたものの、早朝や深夜のシフト勤務が続き、体調管理が大変で悩む時期がありました。ですが、いつも乗車してくれる方から「あなたの運転は心地よい」「(いつもは酔うのだけど)この人の運転だと酔わない」「あなたのファンです!」などとお客さまから声をかけてくださることがあり、自分らしくバスを運転していいのだと思い、大きな自信となりました。
当面の目標はもっと女性社員がはたらきやすい環境を、私自身が率先してつくっていくことです。お客さまの安全は最優先ですが、積極的にアクションを起こして身の回りの課題や環境を改善していけたらと思います。
「腕時計」
入社の際に購入した腕時計を使い続けています。バンドが壊れてしまい交換をしようとしましたが、すでに生産中止となっていたため、自ら補強し使っています。それぐらい思い入れがあります。
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いつも前向きに、
「まずはやってみる」こと伊豆箱根鉄道株式会社
総務部人事課 課長補佐加藤 由美
Profile
1994年入社。保険課、旅行課で営業事務に従事し、2013年より人事課に所属。人事課では、社会保険等の業務担当をはじめ、現在では社内初の女性課長補佐として採用・教育業務を担っている。
今では男女共に育児休業取得を促進していますが、私が育児休業を取得した当時はあまり前例のない時代でした。しかし、当時の上長は女性社員の継続勤務に理解があり、社内初の育児休業を取得することができました。制度も詳しく分からず、復帰には大きな不安もありましたが、育児しながら勤務できる環境を職場の皆さんが整えてくれ、復帰後も不自由なく働くことができました。社員みんなが柔軟な働き方ができるよう、ネガティブな「すみません」ではなく、ポジティブな「ありがとう」の言える職場にするのが目標です。
また人事異動で新しい業務にあたる際や昇進も毎度不安はありましたが、後に続く後輩が「私にもできる」と思ってくれたらよいと思って拝命しました。何事にも「初めからNOと言わず、まずはやってみる!」の精神を忘れず、女性だからできること、私だからできることを意識して、これからもチャレンジしていきます。
「手帳(2年分)とハンドメイドのペンケース」
日付記入するタイプの手帳を「自分らしく」使用することが大好きです。2年分持ち歩くのは前年の同時期に何をしていたのかすぐに確認ができるからです。ハンドメイドのペンケースもお気に入りです。
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笑顔と縁を原動力に
新たな組織づくりを。西武アグリ株式会社
代表取締役清野 友美
Profile
1998年西武造園(株)に入社。西武緑化管理(株)への異動や2005年からは管理運営事業の立ち上げ業務に携わり、初運営となった板橋区立熱帯環境植物館館長を経験。
2020年4月西武アグリ(株)代表取締役として、西武グループ初の女性代表取締役に就任。
熱帯環境植物館に勤務していた当時は、マネジメント業務のほかにイベントの企画・運営を約20名のスタッフと共に経験し、お客さまとの一体感を創り出すことがとても楽しくやりがいを感じていました。自分に限界を作らずみんなが笑顔で働ける職場づくりを目指し、スタッフが笑顔になることでお客さまの笑顔に繋がっていくことを実感していました。「一人ひとりの笑顔」こそ私の働くモチベーションです。社内に限らず、地元自治会の方々へとネットワークを広げ、人との縁を繋いでいくことが自分の仕事のスタイルです。
西武アグリでは、西武グループ初の農業事業へ参入し、障がいを持つ人が農業分野に携わることで社会参加となる「農福連携」や所沢市近隣住民の積極雇用を視野に地域に根差した運営をしていきたいと考えています。緑豊かな地元所沢の活性化に西武アグリ代表取締役として関われることに心からの喜びを感じつつ、培ったネットワークを基盤に一人ひとりの笑顔を見るための挑戦を続けています。
「アイテム帳(なんでも帳)」
手帳とは別にいつも持ち歩いているアイテム帳。会議の内容やひらめきを思い返すときには欠かせないものです。好きなキャラクターデザインもモチベーションを高める要素のひとつです。
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気持ちの切り替えが、
ショーの精度を決める。株式会社横浜八景島
アクアリゾーツ
サブリーダー(飼育技師)松田 朋子
Profile
2007年入社。中学時代に八景島を訪れ、ショートレーナーを志した。
欠員が出ないと募集がかからないことから、水族館で働くきっかけをつくるため、
アトラクションのアルバイトをしながら機会を待つ。
その甲斐あって念願の水族館の飼育と調餌スタッフとなり現在に至る。
仕事をする上で一番心がけていることは、気持ちの切り替えを大切にすることです。水族館のショーは動物との関係だけでなく、ショートレーナー同士の想いを統一していかなければ成功させることはできません。当たり前のことですが、人が毎日暮らしていればよいことばかりではなく、時に頭を悩ますこともあります。そんなとき、オンタイムとオフタイムの気持ちの切り替えをはっきりさせることが重要です。私の場合は、休日に時間を気にせず思いきり眠り、睡眠とともにストレスを発散することにしています。あわせて甥っ子、姪っ子たちと至福の時間を過ごすことで、ワークライフバランスを充実させるようにしています。それがオンタイムでのパフォーマンスの向上につながります。
今後も自身のパフォーマンスをより高め、若手スタッフたちとともに成長していくことのできる職場環境を実現できたらと思います。若手の成長が、何よりの刺激ですから。
「ホイッスル」
動物たちにホイッスルを通じて、「ごはん」「餌」「OK」というようにメッセージを送ります。ショー開催中は常に動物の横にいれるわけではないので、ホイッスルの音で意思疎通を図ります。動物との関係性は、適度な距離感を保つことが重要です。
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スタッフみんなで
「楽しい」を形に。株式会社西武ペットケア
ペットスパ事業部
エリアマネージャー井戸 早紀
Profile
2010入社。2011年から6年半白金店店長を務めた後、2019年からエリアマネージャーとして高輪・自由が丘や埼玉の一部店舗など東京エリアを中心に10店舗の統括を担っている。
入社前に様々な店舗で研修した際に、企業理念である「人とペットが共にすこやかに暮らすための環境づくり」を体現している店舗の雰囲気に惹かれ入社を決めました。
入社1年半程で白金店店長を任され、収支管理からトラブル対応まで多方面での経験を積むことが出来ました。店長就任当時は小規模な赤字店舗でしたが、スタッフと試行錯誤を重ね、逆境を乗り越えたことで業績が徐々に上がり、店舗拡張と共に黒字化できました。それにより2017年度の社員総会で、いつか取りたいとみんなで目指してきた年間MVPに表彰された際には、心から嬉しくスタッフ全員で喜びを分かち合いました。
現在は、エリアマネージャーとして自身の経験やノウハウを活かして各店長の想いを汲み取り、店舗のカラーを最大限に引き出すことで人とペットが共存できるより良い店舗経営を目指しています。全てのスタッフが自分のように「楽しい」と思って仕事に臨んでもらえるよう寄り添ったアドバイスをしていきます。
「はさみ」
わんちゃんの負担を軽くするため、トリミングはスピードと質が重要です。はさみを使用する際の癖や好みの切れ味があるため、自分所有の様々な用途のはさみを揃えています。
女性活躍推進法※施行に伴い、女性の活躍に必要な環境の整備を目的とした行動計画を策定しております。具体的な取り組み内容は、下記よりご覧ください。
※女性が能力を発揮し活躍できる環境を整備するため、女性の活躍推進に向けた行動計画の策定などを義務づけた法律。