- 西武グループを取り巻く環境は日々変化しています。国内の人流や訪日外国人の増加が好影響をもたらす一方で、少子高齢化の進展や自然災害の多発、さらには国際政治や地政学リスクも含めて、今後も多角的に状況を注視していく必要があります。このような環境下だからこそ、西武グループはお客さまに夢と希望、感動をご提供するべく、多種多様な事業会社の総力を結集し、従業員一人ひとりの活躍により、企業として成長していくことを社会的責任と捉えています。
その鍵であり武器となるのが、ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョンの推進です。グループの幅広い事業に従事する多くの従業員の専門性やノウハウ、個性や価値観を最大限活かしていくことが肝要です。
具体的には、「西武グループ ダイバーシティ推進 基本方針」および「西武グループ人財戦略」に基づき、個人が最大限活躍できる組織をつくるために、グループ各社のトップからのコメントの強化や従業員一人ひとりが「多様性」を感じられる取り組みを継続的に実施していくことで、相手の個性や価値観を尊重し受容する意識を醸成し、「多様性を活かす」柔軟な組織を実現していきます。
また、ジェンダー・LGBTQ+・障がい・育児や介護の両立・国籍等の文化の違いなどの属性に注目し、必要な人に必要な支援を行いながら「従業員が等しく活躍」できる職場環境や働き方を推進していきます。
こうした取り組みにより、多様性を活かしながらイノベーションを創出しやすい職場環境を一層醸成し、西武グループ人財戦略スローガン「はたらく人を、ほほえむ人へ。」の旗印のもと、グループスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」の実現を目指し、一眼となって邁進してまいります。
株式会社西武ホールディングス
代表取締役社長 社長執行役員 兼 COO
西山隆一郎
- スローガンについて
- 「一人ひとりが自己実現できている」状態を「⼈がかがやく。」と表現。
また、一人ひとりが輝くと「最強の⻄武グループ」に向けて進んでいけることを
「未来がひらく。」と表現しました。
さらに、ダイバーシティの実現にはグループ一丸になることが欠かせないことから、「みんなでつくろう。」と表現しています。
- ロゴマークに
ついて - 異なる色を持つ「人」をイメージした図形を配置。
星型に組み合わせることで、多様な従業員が「自己実現」し、
かつチームとなって輝く様子を表現しています。
西武グループ主要4社※1
共通の数値目標
項目はすべて、2025年度までの目標
管理職※2における女性比率
- 15%
年次有給休暇取得率
- 80%
男性育児休業取得率
- 100%
※1 主要4社…西武ホールディングス、西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武リアルティソリューションズ
※2 管理職…課長相当職
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