2026年度体験レポート

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農業体験②稲刈りに挑戦

秋の気配が漂い始めた9月13日(日)。埼玉県横瀬町の寺坂棚田にて、西武塾第14期・9月講座「農業体験②~稲刈りに挑戦~」を開催しました。今回は現役の塾生・保護者29組に加え、成長した姿を見せてくれた卒業生やご兄弟も集結し、賑やかな顔ぶれが揃いました。5月に塾生自身が植えた稲を刈り取り、はぜかけを体験してお米作りの大変さや楽しさを学んだ塾生たちの様子をレポートします!

  • 2026年9月13日
    • 団体名:横瀬町役場振興課・横瀬町寺坂棚田保存会
    • 会場:埼玉県秩父郡横瀬町寺坂棚田

稲の生長に期待いっぱいで横瀬へ到着

前日までの長雨の影響で、田んぼは例年にないほどのぬかるみ状態でしたが、そんな環境も貴重な学びの場として捉えるたくましい塾生たち。元気いっぱいの「塾訓」とともに、この日の講座がスタートしました。

親子で繋ぐ収穫のバトン

棚田に到着すると、目の前には頭を垂れる黄金色の稲穂が広がっていました。この豊かな実りは、5月に塾生たちが苗を植えた後、保存会の皆さまが暑い夏の間も毎日欠かさず田んぼの手入れをし、大切に育ててくださったおかげです。

今回は一歩足を踏み入れると、身動きが取れなくなるほど泥が深く苦戦…。塾生たちはそんな泥の感触に驚きながらも、一株一株丁寧に鎌で刈り進めていきます。

塾生がぬかるみに耐えながら稲を刈り、その後ろで保護者やボランティアサポーターが手際よく束ねていく――。普段の生活では味わえない、泥まみれになりながらの共同作業を通じて、助け合うことの大切さを肌で感じているようでした。

驚きのスピード!機械刈りのデモンストレーション

手作業で全ての稲を刈り終えた後は、一度田んぼから出て休憩タイム。その合間に、上の田んぼで「機械刈り」のデモンストレーションを見学しました。

つい先ほどまで自分たちがひと束一束、一時間以上かけて格闘した作業が、機械の手にかかればほんの数分。一瞬で稲が刈り取られ、自動的に束ねられていく圧倒的なスピードと効率の良さに、塾生たちからは驚きの声が上がりました。技術の進歩を目の当たりにすると同時に、自分たちが手作業で一株ずつ刈り取った「お米一粒一粒の重み」を、改めて再確認する貴重な時間となりました。

参加者全員で完成させたハゼかけ

機械刈りの見学中に雨雲が押し寄せ大粒の雨が降り出しました。塾生たちは急いでテントの下に避難し、空を見つめます。刈り取った稲を天日で干すための「ハゼかけ」まで体験できるか不安なきもちをよそに、雨雲はすぐに通り抜けてくれて作業を開始することができました。

泥と雨で重くなった稲束を一生懸命にハゼへとかけていきました。泥まみれになり、思うように足が動かない過酷な状況ではありましたが、最後には棚田に美しいハゼの列が完成しました。

疲れた体に染み渡る、婦人会の「棚田の恵み」

作業を終えた一行を待っていたのは、婦人会の皆さまが愛情込めて作ってくださった赤飯と豚汁です。寺坂棚田で採れたもち米と黒米を炊き上げた赤飯は、噛むほどに甘みが広がります。具だくさんの温かい豚汁は、泥と雨で少し冷えた体に染み渡りました。
「お米一粒を作るのがこんなに大変だなんて知らなかった」「苦労した分、今日のお赤飯は特別に美味しい」という声も聞こえ、達成感に満ちた笑顔が溢れていました。

お米一粒の重みを感じて。感謝とともに次なる舞台へ

食後は、「お米ができるまで」をテーマにしたクイズで楽しく学習。「ごはん1膳のお米の数は?」という身近な疑問から、田植えまでのプロセスまでお米にまつわる知識を深めました。保存会の皆さまへ感謝を伝え、帰路につく塾生たちの背中は、朝よりも一回りたくましく見えました。今回収穫したお米が自宅に届く頃、子どもたちは食卓に並ぶご飯の向こう側にある「自然の力」と「人の努力」を思い出し、大切に味わうことでしょう。

次回は舞台を長野県へ移し、観光バスに乗って「軽井沢72ゴルフ」「晴山ゴルフ場」でのゴルフ体験に挑戦します!豊かな自然に囲まれた広大なコースで、新しいスポーツの楽しさに目を輝かせるみなさんの笑顔に会えるのを、楽しみにしています!

塾生の声

みんなでおひるをたべたことです。

さらさん(小学1年生)

いねかりができてはぜかけもできた。

こうきさん(小学2年生)

いねをかったあとにごはんを食べたら、たいへんさとおいしさがわかりました。

みはるさん(小学3年生)

ぬかるみすぎて足がぬけなくなりびっくりしました。

あやかさん(小学4年生)

いねのねもとをもってかまできったことと、いねかりきのきのうをみたこと。いねかりきのすごかったところは、自動でたばにしてくれるところ。

ゆうりさん(小学5年生)

稲刈りの時にドジョウがいて、つかまえてかんさつしました。小さくてかわいかったです!東京では見れない生きものがたくさんいました!!また行きたいです!!(^^)

あかりさん(小学6年生)

  • ※原文ママ

保護者の声

雨続きのため泥汚れを嫌がる様子もありましたが、初めて手に持った鎌で稲を上手に刈れると嬉しそうにしていました。

ふうかさん 小学2年生のご家族

どろどろでしたが、最大限の配慮、気遣いをいただきありがたかったです。稲刈りをどんどん進めていて成長を感じました。最初は、人に聞いてしか行動出来なかったので。ごはんが、とてもおいしかったです!!!

たかひろさん 小学3年生のご家族

息子は最初はぎこちなかった鎌の扱いも徐々に慣れてきて、楽しく稲刈りをやっていました。美味しいお赤飯と豚汁をいただき、見事に完食していました。普段野菜をあまり食べない彼が、豚汁を2回もおかわりしていたのは驚きでした!日頃何気なく食べているお米の収穫がどれほど大変なものか、食べ物の有り難みを多少なりとも理解してくれたと思います。あいにくの雨模様でしたが、事務局・サポーターならびに棚田保存会の皆様のおかげで大変楽しく参加できました。本当にありがとうございました。

たいせいさん 小学4年生のご家族

前回は虫に怯えて意気消沈していた娘でしたが、今回は頑張って稲刈りに参加していました!稲刈りでは、コツを掴むとザクザクと稲を刈っていて、頼もしい姿を見ることができました。あいにくの長雨で田んぼはぬかるんでおり、足がはまって身動きが取れなくなったり、バッタが出現してプチパニックになったりする場面もありましたが、サポーターの方や一緒に稲刈りに参加してくださった親御さんのお力を借りて、無事にピンチを脱出することができました。その後も気持ちを切り替えて、前向きに最後まで取り組んでいる姿を見て、娘の成長を感じました。そして、雨の中ご用意してくださった赤飯と豚汁も、「美味しい~!」「おかわりしたい~!」と言いながら、美味しそうに食べていました。ごちそうさまでした!大変な稲作のほんの一部しか参加していませんが、実際に田んぼで稲刈りを体験したことで、普段何気なく食べているご飯ができるまでの大変さや、食べられることのありがたさを、少しでも感じることができたのではないかと思います。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

あんなさん 小学4年生のご家族

稲刈りだけでなく、お米クイズでさらにお米のことを教えていただけて、とても勉強になりました!20束でやっと1膳なんだね!と息子も驚いていて、お米の大切さを感じられるきっかけになりました。素敵な機会をありがとうございました。

ゆうまさん 小学5年生のご家族

今回も貴重な体験をありがとうございました!お米の大切さや育てる大変さを親子ともに、収穫作業することで身に染みて実感できました。娘は今朝もお腹いっぱいで残そうとしたごはんつぶ、そのひと口を、あんなに農家さんは大変だったよねと、ぱくっと自ら食べていました。稲刈りも、ぬかるみにはまってサポーターさん方とも助け合っては助けた方がはまったりしたことも、転んで泥まみれになったことも、とてもいい思い出になりました。両親で田んぼに入りましたが、入って良かったです笑 すてきなサポーターさん方のおかげで最高の体験でした。また、保存会の皆様や婦人会の方々にも大変お世話になりました。次回も楽しみにしております。

あかりさん 小学6年生のご家族

  • ※原文ママ

講師より

秋の稲刈り体験に、塾生・保護者の皆さまにご参加いただき、ありがとうございます。春に田植えをして、4か月余りで苗も育ち、収穫の時期となりました。今年は天候不順で、稲刈りも雨の降る中となり、田もぬかるんで足を取られる子どもたちも何人かいましたが、泥だらけになりながらも楽しく上手に稲を刈っていました。刈った稲を束ね、竹に掛ける作業をし、機械で稲を刈る作業では真剣に見学していました。昼食の赤飯、トン汁も、おいしそうに食べていましたね。トン汁をお代わりする子も何人かいました。会長、指導員、婦人部、サポーターの皆さまのご協力により、事故もなく終えることができました。最後に記念写真を撮り、来年も楽しく稲刈り体験ができるよう、保存会の役員一同でお待ちしております。

寺坂棚田保存会
石黒信二

サポーター紹介

協力ボランティアサポーター紹介

今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武ホールディングス、西武鉄道、 西武・プリンスホテルズワールドワイド、伊豆箱根鉄道、西武メディア・コミュニケーションズ、西武不動産プロパティマネジメント、西武建設 合計27名

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