2024

11

バスのお仕事体験

11月10日(日)西武バス所沢営業所にて11月講座を実施し、34組68名の塾生・保護者にご参加いただきました。今回の講座は「バスのお仕事体験」です。バスの新しい技術や安全への取組について学んだ塾生たちの様子をレポートします!

  • 2024年11月10日
    • 団体名:西武バス株式会社
    • 会場名:西武バス所沢営業所

西武バスの本社に集合!

西武バスの本社に集合した塾生たちは、観光バスに乗って所沢営業所に移動しました。本社横の西武バス研修所の敷地にはたくさんの路線バスが停まっており、塾生たちは目を輝かせながら観光バスに乗り込みました。バスの車内で塾訓の唱和を行い、今日の体験内容を確認すると、まもなく営業所に到着しました。営業所に着き、敷地内を進むと目の前に洗車機があり、塾生たちを乗せたままバスがそれを通過しました。迫りくる洗車機のブラシと水しぶきに、塾生たちは歓声をあげていました。

バスを下から見てみよう!

今日の体験は、「整備士体験」「運転士体験」「安全講習」です。整備士体験ではまず、整備士さんと一緒にバスを下から見ることのできる下部点検室に入りました。「タイヤは何本あるかな?」「このタンクは何でしょう?」と問いかける整備士さんの話に、塾生たちはバスを見上げながら耳を傾けていました。質問にあったタンクはエアタンクで、扉と連動した車高の上下機能を見せてもらい、それによって乗り降りがしやすくなっていることを学びました。

バスの高所作業体験!

次に、高所作業台に乗ってバスを上から観察しました。この体験で使用したのは、軽油ではなく水素を燃料とする燃料電池バスです。バスの天井カバーを開けると、水素が充填されたタンクが複数設置されているのが見えました。フルハーネスを装備して高所作業台に乗り込み、作業台がタンクの前まで上昇すると、塾生たちは緊張しながらも、リークチェック(水素が漏れていないか確認)を行う整備士さんの話に耳を傾けていました。作業台が降下すると、ホッとした顔で保護者に目を向けていました。

タイヤ取付作業!

タイヤの取付作業では、トルクセッターという機械を使ってナットを締めました。以前は大きなレンチを使って手動で行っていた作業ですが、現在は自動で締め付けるトルクセッターが使用されています。整備士さんがセッティングしたトルクセッターに手を添えて塾生たちがボタンを押すと、大きなモーター音がして自動的にナットが締められました。その後、ナットマーカーでマーキングを行いました。タイヤの全てのナットにマーキングが施されていることを知った塾生たちは、工場外に停まっているバスのタイヤにも白い印があるか遠目で確認していました。

運転士体験と乗り方教室!

運転士体験では、バスの制帽をかぶり運転席に座りました。マイクを通してアナウンスする自分の声に照れながらも、ドアの開閉操作を行い、運転士の気分を味わいました。バスの運転席は高い位置にあるため、バスの前にいる塾生の姿が死角となり見えないことが確認でき、実際の死角の存在を実感しました。バスの後方では乗り方教室が行われ、バスの前乗り、後ろ乗り、運賃の支払い方法などを学びました。

ヒヤリハット動画で交通安全を学ぶ!

安全講習では、西武バスの取り組みについてまず教えてもらいました。800台以上の路線バスを所有していることや、燃料電池バスやEVバスを導入し、環境にやさしいバス会社を目指していることを真剣に聞いていました。その後、道路に潜む危険についてクイズ形式でわかりやすく教えてもらい、バスのドライブレコーダーで撮影されたヒヤリハット動画も視聴しました。ドキッとする映像を見て、交通安全について改めて考え直す機会になりました。

エンジェと写真撮影!

終礼で講師の方々にお礼の挨拶をしていると、工場の奥から西武バスのマスコット「エンジェ」が登場し、大歓声が沸きました。集合写真を撮って講座は終了しましたが、エンジェのかわいい姿とコミカルな動きに、塾生たちはなかなかその場を離れることができませんでした。今回の体験を通じて、乗務員さんや整備士さんが日々行っている点検作業や安全対策を学びました。また、交通安全について家族で話し合う機会ともなり、塾生たちは安全な行動と判断力を養うことができました。
次回は西武鉄道の小手指車両基地で「鉄道のお仕事体験」です。

塾生の声

でんきじどうしゃはおいるもれをしないこと

ゆうだいさん(小学1年生)

バスののり方、バスのおなかを見ました。タイヤのしめ方、バスのうんてんしゅさんのおしごとを見ました。

あおいさん(小学2年生)

バスのおしごとをしれてたのしかったです。

えいとさん(小学3年生)

バスにはいろいろな人が関わっていること。

りゅうきさん(小学4年生)

今日はバスのことヒヤリハットのことを知りました。ぼくもヒヤリハットをおこしてしまうかもしれないので気をつけたいです。そしてせいびではこんなにものことをして走らせていることが分かりました。

しょうたさん(小学5年生)

バスの下の部分は見たことがなくて、びっくりしました。

かいせいさん(小学6年生)

保護者の声

普段見られない整備の様子などが見れて楽しかったです。

ふうかさん 小学1年生のご家族

バスの運転士さんや整備士さんのお仕事体験ができ、貴重な経験ができたと思います。安全講習でのことを帰りの時間に子供と話し、映像で理解していたようです。

あおいさん 小学2年生のご家族

普段よく乗るバスだったので、親子で興味深く楽しめました。実際にバスに乗れたり、運転席に座れてアナウンスできたり、整備は親子で興味深く体験させていただきました。ヒヤリハット動画は、子供も「こわかったね」「並んで自転車はダメだね」と言っており、子供にとっても良い交通安全講習となりました。ありがとうございました。

ゆかりさん 小学3年生のご家族

日頃入らない場所に入れるドキドキが、あったようです。また、見たことのない工具にも、興味を示してました。

あいりさん 小学4年生のご家族

子供達がとても楽しそうに参加していました。普段は見れないバスの下からの整備、水素ガスのバスでの点検、運転手さん体験などを通して、身近なバスはたくさんの方に支えられ安全に運行されていると学びました。ありがとうございます。

ねねさん 小学5年生のご家族

運転手体験、整備士体験、座学と充実した内容で大満足です。子供は整備士としてバスの内部を見れたことが印象に残ったようでした。EV車、水素車を間近に見れたのも貴重な体験となりました。

ふみかさん 小学6年生のご家族

講師より

塾生、保護者の皆さま、この度は西武バスのお仕事体験にご参加くださり、ありがとうございました。今回は3つの体験と講座を通して「バス」という乗り物をより身近に感じていただけたのではないかと思います。
特に、今回から初めての試みとして「交通安全」について学ぶ機会を用意させていただきました。交通事業者として事故を防ぐことはもちろん、皆さんに事故から身を守ること大切さをお伝えすることも我々の仕事だと考えております。ぜひ今回の講座を通してご家族で「交通安全」について一緒に考えるきっかけとなってくれたら嬉しいです。
また皆さんと会える日を楽しみにしています。たくさんの笑顔をありがとうございました!

西武バス株式会社
(上の写真の左側から)清水悠斗、遠藤和弥、吉岡永美香

サポーター紹介

協力ボランティアサポーター紹介

今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武ホールディングス、西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武バス、西武リアルティソリューションズ、西武プロセスイノベーション 合計11名

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