2024

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農業体験①田植えに挑戦

5月19日(日)埼玉県横瀬町において5月講座を実施し、33組66名の塾生・保護者にご参加いただきました。今回は「農業体験①田植えに挑戦」です。手植えでの苗植えに挑戦し、手植えだからこそ味わえる楽しさや苦労の一部を感じた塾生たちの様子をレポートします!

  • 2024年05月19日
    • 会社名:横瀬町役場振興課・横瀬町寺坂棚田保存会
    • 会場名:埼玉県秩父郡横瀬町寺坂棚田

寺坂棚田で開催!

今回の講座は、埼玉県横瀬町にある寺坂棚田で実施しました。朝早くに横瀬駅に到着した塾生たちはボランティアサポーターの先導でまず受付会場の横瀬町町民会館まで移動します。

横瀬町町民会館で朝礼!

町民会館では、朝礼を行う前から元気いっぱいに塾生同士で追いかけっこしたり、ボランティアサポーターとおしゃべりしたり、今年度2回目の講座とは思えないほどリラックスした様子でした。朝礼が始まると塾訓をみんなで唱和してから班ごとに分かれて自己紹介タイムです。円になってそれぞれ得意なことや好きなこと、今日頑張ろうと思っていることを発表して、チームで結束を固めました。

寺坂棚田へ向かって出発!

班ごとに町民会館を出発し、途中、横瀬川を横に眺めながら階段を上がり坂を上ると寺坂棚田が見えてきました。段々に連なる田んぼが並び、緑あふれる清々しい風景が広がっていて、塾生たちがこれから苗を植える田んぼには水が引かれてきらきらと光っていました。寺坂棚田保存会の町田会長からごあいさつをいただき、田植えの仕方について説明を受けました。
いよいよ田植えの時間です。

田植えスタート!

泥の感触など、最初は苦手だなあという表情をした塾生もいましたが、泥に足を取られながらも田んぼの中の生きものを発見したりして次第に笑顔があふれていました。保存会の方やボランティアサポーターに植え方を教えてもらい、苗を植える間隔や、1株に植える苗の本数など意識して上手に田植えをすることができました。

水路で泥落とし!

一生懸命に植えた苗は風になびいてとてもきれいでした。泥だらけになった足を田んぼの脇の水路で洗い流します。流れる水は少し冷たかったですが、水路に連なってみんなで手足を流すのも水遊び感覚で楽しんでいました。

終礼とお昼ごはん!

泥を落としてさっぱりしたら終礼です。保存会の皆さんから稲の成長過程の様子や田んぼにいる生きもののこと、収穫までの工程などを教えてもらいました。普段食べているお米が大変な農作業を経て生産されている貴重な作物であることを再認識してお昼ごはんの時間となりました。婦人会の皆さんが朝早くから準備してくださり、この棚田で収穫された古代米を使ったお赤飯と豚汁をいただきました。大変な手植え体験をしてからいただいたご飯はいつも以上に美味しかったです。

保存会の皆さん収穫まで田んぼをお願いします!

初夏には草取りなどまだまだ大変な作業があります。秋の稲刈りまで、保存会の皆さんに毎日の管理をお願いしました。今回植えた苗が秋には大きく成長して、稲刈りをみんなで行えるように今年の豊作を祈ります。来月は葛西海浜公園で「干潟の生きものとふれあい自然環境を学ぶ」です。

塾生の声

さいしょはきもちわるかったけどだんだんなれてきてうれしかったです。

みゆさん(小学1年生)

どろにはまりそうだった。あと、いねをさしたのにななめになったりしました。川でちょっとあそんでたのしかったです。

あおいさん(小学2年生)

なえをうえるのが大へんでした。田んぼに入ったらいつもよりもすごくうごきづらかったです。うえたなえがお米になるのが楽しみです。

ときおさん(小学3年生)

わたしは、たうえをしている人は、こんなにたいへんなことをしていることがわかりました。

あいりさん(小学4年生)

すごく大変ですごく楽しかったです。学校で育てていますが学校はバケツで育てているので田んぼで育てると分かってびっくりしました。実際やって見て学校の倍大変でしたが大きな田んぼでできてすごくうれしかったです。9月はしゅうかくをするのでまた楽しんでいきたいです。

あつはるさん(小学5年生)

とても楽しかったです。最初は植えたときに、稲がたおれてしまったけど、だんだんなれてきて最後はたおれずにできるようになりました。次回の干潟もたのしみです。

かいせいさん(小学6年生)

保護者の声

初めての田植え体験最初は戸惑っていましたが最後は楽しくできてました

ふうかさん小学1年生のご家族

親子で貴重な体験をさせて頂き、今回も感謝の気持ちでいっぱいです。普段食べているお米がどのようにして作られ、大変な作業であることを身をもって体験でき親子でとても勉強になりました。秋の収穫体験もとても楽しみです。これからもよろしくお願いします。

りょうせいさん小学2年生のご家族

事前視聴の動画を見せてみて、子どもはお米がどのように実るか、誰がどのように作ってくださっているかの知識がないことに気付かされました。暑いね!と言いながら、食べ物を大事にしようねと話せるキッカケになりました。

ゆかりさん小学3年生のご家族

親子ともども貴重で楽しい時間を過ごさせてもらいました。最初は泥を嫌がっていましたが、慣れてくると気持ちよく、田植えを楽しんでいました。昼食も普段は苦手な赤飯を美味しいと言って完食しておりビックリしました。美味しい空気と水、動いた後のご飯は格別だったようです。田植えを指導していただき、昼食を作っていただいた棚田保存会の方々にも大変感謝しています。秋の収穫も楽しみです。

けんとさん小学4年生のご家族

年間プログラムの中でも特に楽しみなものの一つが田植え体験でした。泥の中に足や手を入れる感触もなんとも気持ちよく、親子共々本当に貴重な経験をさせていただきました。娘にとって、強烈なインパクトで大人になっても記憶に残り続けると思います!

まりさん小学5年生のご家族

保護者も靴下で田んぼに入るとのことで、ワクワクして望みました。苗を手に取り、泥の質感を身をもって感じることができ、忘れられない体験となりました。棚田のメリットや役割もしっかり学びました。収穫が楽しみです。穀物米と豚汁もたっぷりいただき大満足でした。今回もスタッフ、ボランティア、地元の専門家、そして婦人会の皆様の多くのお力をお借りししました。ありがとうございました。

ふみかさん小学6年生のご家族

講師より

棚田での農業体験(田植えに挑戦)当日は曇り日で田植えには最適な天候でしたね。田植え体験、塾生の皆さん田んぼに入った時の感触はどうでしたか?温かい、冷たいと感じた人、泥が気持ち悪いと思った人、どのように感じましたか?でも稲の成育には欠かせない土です。今回は苗を決められた所に植え付ける作業でしたが、お父さん、お母さんのお手伝いによりスムーズに植えることが出来ました。田植えを終えて、楽しかった、疲れた、皆さん一人一人違った事と思います。お米作り作業はこれからも続きます。田の草取り、水の管理等をして秋には稲がどのようになっているか想像してみてください。昼食では、「黒米入りの赤飯と豚汁」棚田の女性陣が丹精込めて作りました。棚田を見ながらの食事は如何でしたか。終わりに、皆さんの元気な姿に指導員(70歳前後)たちは、良かった、まだまだ頑張ろうとの気持ちになりました、少し先ですが秋の稲刈りにはまた元気にお会いしましょう。

「寺坂棚田保存会の皆さま」

サポーター紹介

協力ボランティアサポーター紹介

今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武ホールディングス、西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武リアルティソリューションズ、西武総合企画、伊豆箱根鉄道 合計17名

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