3月24日(日) 葛西海浜公園にて10月の振替講座を実施し、28組56名の塾生・保護者とそのご家族9名、合計65名にご参加いただきました。今回の講座は「干潟の生きものとふれあい自然環境を学ぶ」です。レンジャーのお仕事や干潟の生きものについて学んだ塾生たちの様子をレポートします!
- 2024年03月24日
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- 会社名:西武造園株式会社、葛西海浜公園パートナーズ
- 会場名:都立葛西海浜公園
3月24日(日) 葛西海浜公園にて10月の振替講座を実施し、28組56名の塾生・保護者とそのご家族9名、合計65名にご参加いただきました。今回の講座は「干潟の生きものとふれあい自然環境を学ぶ」です。レンジャーのお仕事や干潟の生きものについて学んだ塾生たちの様子をレポートします!
10月に荒天のため中止となった「干潟の生きもの観察」を葛西海浜公園パートナーズの皆さんのご協力のもと、3月に実施することができました。卒業式の翌週に塾生の皆さんに会えて、また、塾生や保護者の皆さんも実施できたことを喜んでくれたことがとても嬉しかったです。前日まで不安定な天気が続いており不安なまま迎えた朝でしたが、晴れ間も見えて風も少ない一日でした。干潟が出る西なぎさに集合して朝礼を終えると早速講話が始まりました。
最初は葛西海浜公園パートナーズの皆さんがレンジャーのお仕事について教えてくれて、干潟の生きものについてフリップ等使って分かりやすく説明してくれました。そのあと2班に分かれて、1班は最初に干潟の観察に向かいます。触らないように気を付けなければいけない生きものや、踏んだら危ない貝殻など干潟を観測する際の注意事項をしっかりと聞いてスコップを持って干潟に入っていきました。穴を掘ったり、石をひっくり返してみると小さなカニや珍しい貝を見つけることができました。いったんバケツに入れてなぎさに戻って観測します。
1班が干潟の観察に出ると、2班は定置網引きの見学をしました。葛西海浜公園パートナーズの皆さんとボランティアサポーターが胴長を着用して網を仕掛けてあるところまで入っていきます。なぎさまで運んで来るまでの間が待ちきれません。網が近くまで揚がってきても泥だらけで何が獲れているのかよく見えないのですが、網の中からは小さな魚や貝が出てきました。おさかな博士がその魚たちをとろ舟に移して説明を丁寧にしてました。水槽に移して目の前でも見せてくれました。塾生たちは東京湾に生息する珍しい魚に興味津々でした。
干潟の観察と定置網引きの見学が終わって、終礼をしアンケートを記入したら解散だったのですが、獲れた生きものたちのリリースを手伝ってくれる塾生もいました。せっかく獲った生きものたちですが、もとの場所に戻す大切さも知ることができました。今回の10月振替講座は、日々レンジャーや公園の皆さまがカニや貝などの水生生物や水鳥などの貴重な生きものたちの生息地である干潟の保全のために活動されていることや、その干潟で生き物の繋がりや生物多様性について学ぶことができました。
無事に12回の講座を全部終了することができて、ご協力いただいたご家族の皆さま、各講座の講師の皆さま、本当にありがとうございました。毎月会うたびに違う顔見せてくれる塾生たちに会うのが事務局一同、楽しみでした。今後西武塾ではメルマガ会員企画や同窓会企画を不定期ですが実施しますので、どこかでまたお会いできたらとても嬉しいです。それまでお元気で!
かにをさがしたり、かいを見つけてひろったり、さかなをつかまえたりたのしかった。さかなや、かいについてもっとくわしくなれた。日がたはあんぜんだけどきけんないきものもいるから、きをつけなきゃとおもった。
まりさん(小学1年生)
いろいろな生き物が見れておもしろかった。
ひろひとさん(小学2年生)
カニや貝を捕まえる時、軍手で捕まえようとしたら、泥だらけになりました。投あみを使って、ボラを採ってみたいと思いました。ぐっちょぐっちょの所は、足が埋もれて、外れないこともありました。
わたるさん(小学3年生)
とあみはものすごく重いのによくなげれるなと思いました。水クラゲはぬるぬるしていてすこしきもちわるいけど気持ちよかった。カニは少ししかとれなかったけど具はたくさんとれた。アカクラゲ、アカエイはたくさんいた。きけんだからちかよらないようにした。
なおさん(小学4年生)
ひがたの生き物たちがたくさん見つけられました。いつも、みない小さい魚やどんな生き物かが、知れてよかったです。貝もたくさんの種類があって特ちょうがちがうことも覚えられました。人の手で作った海とかなのに、自然ゆたかでびっくりしました。楽しかったです。
まおさん(小学5年生)
(きおくの中で)初めて干潟に来ました。カニがおもしろかったです。つのみたいに目がとびでてて、つんっとさわるとひっこんで、かわいいです。ゴミがおちてて、ゴミはやっぱりちゃんと捨てないとなと思いました。ミズクラゲをさわった時、コンニャクみたいでおもしろかったです。
さなさん(小学6年生)
天候不良により中止となり残念に思っていたところ、振替での実施をいただき感謝しております。子供も大喜びで参加させて頂きました。多くの種類の生き物を捕まえ、観察することができ、水族館で見るのとは違う実感を得られたのではと思います。
ゆめさん(小学1年生)のご家族
干潟での生き物探し初めての体験。小さなカニを見つけた時はとっても嬉しそうでした。自然環境の大切さ理解して実行できる人に成長してもらいたいです。
けいなさん(小学2年生)のご家族
生き物が大好きな息子は今回の講座をとても楽しみにしていました。干潟に入るのは初めてでしたが存分に満喫したようです。スコップで生き物を探すのがとても楽しかったようです。生きた貝を見つけられたのが嬉しかったそうです。葛西臨海公園と葛西海浜公園は別だと言うことも知りませんでした。都心からこんなに近い場所に豊かな自然が広がっているのは驚きでした。また訪れたいとのことで早速4月の観察会の申し込みをしました。
しょうたさん(小学3年生)のご家族
魚や貝を間近で取ったり、観察ができて、自然に触れる素敵な体験ができました。「珍しい貝を見つけたよ。パークレンジャーに教えてもらったんだ」。と嬉しそうに貝を見せてくれました。お魚博士やパークレンジャーのお話がとても興味深く、これを機にもっと自然体験をさせてあげたいと思いました。親も長靴を履いて行けばよかったなーと思いました。
あさひさん(小学4年生)のご家族
普段なかなかできない干潟での体験は、娘にとってとても楽しく勉強になったと思います。レンジャーのお姉さんかっこいいと憧れていました。
まおさん(小学5年生)のご家族
都会の近くに、こんなにたくさんの生き物が暮らしていて、それを守る活動をされていることに驚きました。いつまでも生き物が安心して生きられる場所であってほしいと思いました。 子ども達の生き物を見るキラキラした目が印象的でした。将来、保全活動に興味を持つ子が出てくることを願います。
ゆうきさん(小学6年生)のご家族
干潟がはじめて!という子もたくさんいて、最初はカニや魚が怖いという子もいましたが、
一緒に生きものを探してふれあううちに、自然と生きものたちを触れるようになっていきました!
干潟は多くの方にはなかなか非日常的な環境かと思いますが、実は私たちの生活のすぐ身近にも、
生きものたちはたくさん暮らしています。そうした身近な自然に気が付き、
興味を持ってくれる子を増やしていくのも私たちパークレンジャーの大切な使命です。
今回の葛西海浜公園での体験を通じて、自然にふれる楽しさ、環境や生きものたちのつながりの面白さを感じてもらえていたら嬉しいです。
ありがとうございました!
写真左より
葛西海浜公園パートナーズ 亀野邦央
葛西海浜公園パートナーズ 冨澤勇武
西武造園株式会社 荒尾一樹
葛西海浜パートナーズ 木村成美
今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武鉄道、西武リアルティソリューションズ、ブルーミューズ、パスモ、西武グループOB 合計9名
西武塾事務局
(03)6709-3161(平日:10:00~15:00)