2023

12

鉄道のお仕事体験

12月10日(日)西武鉄道「西武球場前駅」にて12月講座を実施し、26組52名の塾生・保護者にご参加いただきました。今回の講座は「鉄道のお仕事体験」です。駅員や乗務員のお仕事について学んだ塾生たちの様子をレポートします!

  • 2023年12月10日
    • 会社名:西武鉄道株式会社
    • 会場:西武球場前駅

西武球場前駅に集合!

12月だというのに10月並みの暖かさの中、塾生・保護者の皆さまがとても楽しみにしていた講座の一つ、鉄道講座が始まりました。制服を着たかっこいい駅員さんと乗務員さんたちに迎えられ緊張した面持ちで朝礼が始まるのを待っていました。

40000系車両!

西武球場前駅の5番線に入線している40000系車両の1号車に乗り込み、まず鉄道のお仕事についての講話を聞きました。西武線がどこを走っているか、駅の数は何個あるでしょう、などクイズ形式で楽しくお話ししていただきました。ホームの高さが120センチもあることや、電車とホームの隙間が広いところで25センチもあることを聞いて、ホーム上では落ちたりしないように足元に注意しなければいけないと再認識しました。

乗務員さんのお仕事体験!

乗務員さんのお仕事体験は40000系車両の10号車に乗って、まず車掌マイク体験をしました。乗務員室のマイクを使って車掌になりきって元気よく放送ができました。次に非常通報ボタン操作体験です。ボタンを押すと車掌さんが応答してくれて緊急時の対応を体験できました。次に車内の設備について説明してもらったあと、座席を転換する体験をさせてもらいました。ボタンを押すと椅子が一斉に動き出して面白い動きをしていました。

駅員さんのお仕事体験!

駅構内での駅員さんのお仕事体験では旗上げ体験、交通弱者のご案内体験、GS端末(体の不自由なお客さまのご案内業務支援システム)の入力体験、安全拾得器の操作体験、構内放送体験、自動改札機の点検体験とたくさんの体験をしました。それぞれの体験を駅員さんが優しく教えてくれて、興味があることをたくさん質問しましたが丁寧に答えてくれました。

駅員さんのお仕事体験2!

旗上げ体験では、赤い旗を持ち、動かし方とその意味を教わりました。自分たちの合図で車掌さんが実際に扉の開閉をしてくれて嬉しかったです。GS端末の入力体験では、盲人役の保護者の方を、電車内の椅子に見立てたホーム上に設置した椅子まで肩を貸してご案内し、端末に情報を入力しました。この端末に入っているシステムは、お客さまの経路や乗車位置、その他の特徴などを、スマートフォンやタブレットで降車駅に連絡をするアプリケーションで、このシステムによって案内を必要とされているお客さまが安心して電車を利用できるようになっています。

駅員さんのお仕事3!

続いて自動改札機の点検体験を行いました。普段通っている改札機で切符がどのように通って回収されているのか、内部を開けて見せてくれました。切符が機械の中に入るとものすごいスピードで中を通るので目が追いつきませんでした。安全拾得器体験ではホーム上を線路に見立てて、落とした携帯電話やワイヤレスイヤホン、ビニール傘を拾得器を使って拾ってみました。物を落としても絶対に線路に降りてはいけないし、普段の業務を止めて拾ってくれているので落とし物をしないように気を付けようと思いました。構内放送体験では、読み上げた案内が構内に響いていてちょっと恥ずかしかったですが、塾生だけでなく、保護者の皆さまも読み上げさせてもらって親子で楽しみました。

集合写真!

体験が全て終わって40000系車両の前で集合写真を撮りました。協力してくれた鉄道の係全員ではありませんが、制服を着用していた駅員さんと乗務員さんが集まって一緒に写真に入ってくれました。みんなで敬礼をして凛々しい姿で写真に納まりました。今回の講座では、駅員さんや乗務員さんのお仕事の重要性を学び、安全に対する知識を身に付けることができました。次回の講座は「動物とのふれあい教室」です。

塾生の声

でんしゃのしごとは「あんぜんだいいち」でがんばっているんだなぁーとおもった。

まりさん(小学1年生)

はたを上げたり下げたりして車しょうさんやうんてんしゅさんに電車をはっしゃしていいかなどをつたえることを学びました。

なおさん(小学2年生)

目の不自由な人の助手や車内放送で乗客の気持ちを考えて、駅係員になれることを学びました

わたるさん(小学3年生)

でんしゃをのっていたのに知らないことがたくさんあったんだと思いました。ほうそうはまちがえてしまうとはずかしいなと思いました。よくおぼえられるなと思いかんしんしました。

なおさん(小学4年生)

初めて、しゃしょうさんのようにアナウンスをしたりホームのアナウンスをしたりして楽しかったです。そして、目の見えない人や、体のふじゆうな人のために工夫をしていることが分かりました。ちょっとのことでもとても大事ではたの動さなども細かくて、駅の仕事はすごいと思いました

まおさん(小学5年生)

僕達を遠いところまで運んでくれる電車、その電車を支えるのが車掌さんと運転士で一台を運行するのに、4部署もたずさわっていることを学んだ。

ゆうきさん(小学6年生)

保護者の声

今回も様々な体験をさせてくださり、大変貴重な学習ができました。ご説明くださった駅員の方々が、どなたも仕事に誇りを持っていらっしゃることが伝わってきて、イキイキと説明してくださる姿から子どもも良い刺激を受けたように思います。ありがとうございました。

ゆうまさん 小学2年生のご家族

本物のホームと本物の車輌での貴重な体験、親子共々とても楽しかったです!娘はアナウンスが楽しかったとのこと、滑舌良くきちんと話せており、成長した姿が見られたことも嬉しかったです。西武鉄道の皆様、ありがとうございました!

たまきさん 小学2年生のご家族

鉄道のプロである講師の皆様から懇切丁寧にご指導いただき、息子には大変貴重な体験をさせていただきました。お世話になりました。いただいた本は帰りの急行で読んでおりました。同じ本を学校の図書室で既に読んでいたようですが、当日お聞きしたお話が本の中にも登場しており、格段に理解が進んだようです。

あつとさん 小学3年生のご家族

実際の車両や駅の設備を用いて7つもの体験をすることでき、親子共々とても貴重な経験をさせていただきました。自動改札の仕組みは不思議で興味深かったです。非常ボタン体験は、実際に車内でトラブルが起きた際の対応方法を体感でき、今後何かあった場合に活かせればと思いました。家でも電車のアナウンスをしている筋金入りの電車好きな息子も、実際の電車やホームでのアナウンス体験に喜んでいました。帰ってきてからはお土産にいただいた会社要覧を読み込み、西武鉄道について学んでいました。

だいちさん 小学4年生のご家族

鉄道の仕事が良くわかり、勉強になりました。子供達が鉄道に触れるとても良い時間となりました。駅、乗務の方皆様の温かい支援に感謝いたします。

のぞむさん 小学5年生のご家族

駅員さんたちのお仕事はイメージつきますが、表の仕事だけではなく、影で支えている裏方の仕事もたくさんあることを再認識させていただきました。今回も、色んな体験ができて、子どもは勿論ですが親も勉強になりました。ありがとうございました。

ゆうきさん 小学6年生のご家族

講師より

塾生の皆さん。西武線の駅員さん・乗務員さんのお仕事体験に来てくれてありがとう。みんなが元気に・楽しそうに体験している姿を見ているうちに、こちらの方が元気をもらってしまいました。また、保護者の皆さま、安全に楽しく体験できるよう、環境づくりにご協力いただきありがとうございました。ぜひ次回の講座も楽しんできてください。
また西武線に乗車いただく機会があり、講座で見たスタッフがいましたら、手を振ってもらえたら嬉しいです。ありがとうございました。

西武鉄道株式会社運輸部
石井智方

サポーター紹介

協力ボランティアサポーター紹介

今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武ホールディングス、西武鉄道、西武リアルティソリューションズ、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武バス、西武総合企画、西武プロセスイノベーション、横浜八景島、伊豆箱根鉄道 合計20名

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