2023

7

東京ガーデンテラス紀尾井町の施設見学と自然とのふれあい体験

7月9日(日) 東京ガーデンテラス紀尾井町において7月講座を実施し、27組54名の塾生・保護者にご参加いただきました。今回の講座は「東京ガーデンテラス紀尾井町の施設見学と自然とのふれあい体験」です。紀尾井町の歴史や建物について学んだあと、その施設を見学したり、ロスフラワーでハーバリウム作りをした塾生たちの様子をレポートします!

  • ロスフラワーとは、施設全体の植物の維持管理(お手入れ)をする際に剪定などで捨てられてしまう花のこと
  • 2023年7月9日(日)
  • 団体名: 株式会社西武リアルティソリューションズ
    西武造園株式会社
    会場: 東京ガーデンテラス紀尾井町

紀尾井カンファレンスに集合!

今回の講座は、東京都千代田区紀尾井町にある東京ガーデンテラス紀尾井町で行いました。東京ガーデンテラス紀尾井町はひとつの街のように、オフィスやホテル、商業施設にカンファレンス(貸し会議施設)などがあり、その中の紀尾井カンファレンスに集合しました。いい匂いがするロビーを通って、セミナールームに入ると机には講座の資料が配布されていて親子で興味深そうに眺めています。

朝礼で塾訓の唱和!

朝礼が始まり、1日の流れを確認しました。ボランティアサポーターの自己紹介では、4月講座でホテルマンになっていたサポーターが「ソムリエのお兄さん、覚えてますかー?」と問いかけると嬉しそうにうなずいたり手を挙げてくれる塾生がいました。塾訓は1班サポーターリーダーの後に続いて元気よく唱和できました。

東京ガーデンテラス紀尾井町について学びました!

まず紀尾井町の歴史を学びます。歴史というと難しそうなお話しですが、講師の方がわかりやすくクイズ形式で教えてくれました。昔の写真と見比べたり、昔あったお城を守るための門に使われ、今も石垣に残っているマークの意味を考えたりしました。今の東京ガーデンテラス紀尾井町ができる前の建物についてのお話しでは、大きな建物をどうやって壊したのか、古い建物の補強やその建物の下に駐車場を作るにはどうしたのか、当時の映像で確認しました。想像もできない規模のお話しでしたが具体的にわかりやすく、大きさや高さなどの数字も教えてもらいました。

学んだ知識を思い出しながら施設見学!

講話が終わるとみんなで一度外に出て大きな鹿のアートの前で集合写真を撮りました。ここから講座は二手に分かれました。そのまま施設見学に行くチームは2班に分かれて見学コースを進んでいきます。紀尾井町の歴史で学んだ石垣のマークを実際に見たり、花の広場では今まで居た建物を見上げて、「さっきのクイズで何メートルだったか覚えてますか?」の問いに元気に「180メートル!」と答えていました。

ビオトープで生き物探し!

芽生えの庭まで来ると、大きな木々が日差しを遮ってくれていて、少し涼しく感じました。講師の方からビオトープの説明を聞いて、ここにいるみんなで協力しあって、小さな生物が東京都心でも暮らしやすいように環境を整えてくれていることを知りました。お話しを聞いている間にもトンボを見つけたり、カワニナの歩いた跡を見つけたり、短い時間でしたが水の中や木の間をじっと観察しました。このあとはセミナールームに戻ってハーバリウム作りです。

ハーバリウム作り!

見学した敷地内で咲いていたバラや植物を使ったハーバリウム作りをしました。咲いていたお花や葉っぱを講師の方たちがドライフラワーにしてくれたものがテーブルに並んでいて、その中から自分で使う素材を選びます。バラやアジサイ、ラベンダーなどのお花や、イタリアンパセリやローズマリーなどの葉っぱ、木の実や木の枝、と様々な色や形があって塾生たちは選ぶのに真剣に悩んでいました。

イメージしてまず並べてみよう!

悩みに悩んで選んだ花材をトレーに入れて席に戻り、トレーの上でまず瓶に入れた状態をイメージして並べます。色や形、素材をどんな順番で下から入れていこうかバランスを考えながら並べてみました。講師の方たちから木の枝は浮きやすいからストッパーになる花で押さえてみて、などアドバイスをもらって瓶に入れていきます。イメージ通りに瓶に入れることができたら瓶を傾けてゆっくりとオイルを入れていきます。ちょっと動いちゃったりしたけど竹串で修正して最後に蓋をして完成です。完成したハーバリウムを保護者の方と一緒に嬉しそうに、前から横から角度を変えて眺めていました。

勉強になりました!

今回の講座では江戸時代の石垣の名残や皇居や国会議事堂などの首都東京の中心で近代的な建物や残っている古い建物を見て、積み重なる歴史を直接感じることができました。また、その歴史的な環境資源との調和をもとに生物の保全と再生にたくさんの会社や人が関わって維持して成長させていることも知りました。持続可能な社会の実現に向けた、と考えると難しそうですが、歴史や自然を学ぶことがその取り組みの一歩になったのではないでしょうか。

塾生の声

アートがすごかった!ハーバリウムきれいにできてうれしかった!おはながきれいだった!むかしのことよくしれた!たんけんして、たてもののことよくしれた!おほしさまのイベントいってみたいとおもった!

まりさん(小学1年生)

ハーバリウムづくりはたのしかった。オイルをいれるときに手がつかれた。おにわにトカゲとアメンボとアリとミミズとトンボとチョウチョがいた。

なおさん(小学2年生)

ドライフラワーをビンに入れるのがむずかしかった。

あつとさん(小学3年生)

楽しかったです。ハーバリウムに入れるお花をえらぶ時に、いろいろなしゅるいがあって、えらぶのに、とてもじかんがかかりました。

かこさん(小学4年生)

春のしょくぶつ、夏のしょくぶつ、秋のしょくぶつ、冬のしょくぶつのせいたいを学びました。

のぞむさん(小学5年生)

紀尾井町の花や植物がきれいでした。すてられてしまう花をロスフラワーといい、ロスフラワーをドライフラワーとして使うということが分かりました。ハーバリウムは最初上手くできるか心配だったけど、上手くできて良かったです。東京ガーデンテラス紀尾井町は歴史のある町だということが分かりました。

ひまりさん(小学6年生)

保護者の声

オフィス・ホテル・レストラン・マンション等に加え、都会のど真ん中に魅力的で自然豊かな庭園と美しい洋館を擁すことに、ただただ驚きでした。ラグジュアリーでありつつも温故知新の空間に触れられて、とても楽しかったです。 西武造園さんのナチュラリスティックガーデンのデザインセンスと、自然と人間の共生についての考え方に、とても感銘を受けました。ハーバリウムに使うドライフラワーの数々も、とても綺麗で、もっともっと見ていたかったです。 また、親子ともども、テコレップシステムと曳家の動画が興味深く、帰宅してから調べました。気になることを追求したいという気持ちが生まれたようで、嬉しかったです。たいへん楽しかったです。アフタヌーンティーと蛍を観に、家族で再訪したいと思います、ありがとうございました。

たまきさん 小学2年生のご家族

工作系は苦手ですが、自分が作ったハーバリウムがきれいだねと褒められてうれしそうでした。

わたるさん 小学3年生のご家族

ハーバリウムのことを今回初めて知りました。子どもと一緒に瓶にお花を詰めて、オイルを入れる作業がとても楽しかったです。紀尾井町の歴史についてもたくさん知ることができ、興味深かったです。

あさひさん 小学4年生のご家族

紀尾井町の名前の由来、赤坂御門があったこと、赤坂プリンスクラシックハウスは李家の屋敷だったこと、赤坂プリンスホテルの壊し方、赤坂プリンスクラシックハウスの残し方などを初めて知りました。特に、動画で見せていただいた、周囲に影響を及ぼさない赤坂プリンスホテルの壊し方や、赤坂プリンスクラシックハウスを少しずつ動かして残した様子には、感動しました。

たまのさん 小学5年生のご家族

ハーバリウム制作では、サポーターの方達にたくさん褒めていただいて、とても嬉しそうでした。ありがとうございます。

ひまりさん 小学6年生のご家族

難しい内容を子供にも大人にもわかるように教えてくださり、とても興味深かったです。ホテルの解体やクラシックハウスの移動などの動画が、面白かったです。ハーバリウム作りはもう少し時間が欲しかったなあと思いますが、早速リビングに飾って楽しんでいます。ありがとうございました。

しゅんたさん 小学6年生のご家族

講師より

塾生・保護者の皆さま、7月度『東京ガーデンテラス紀尾井町の施設見学と自然とのふれあい体験』にご参加いただき、ありがとうございました!
短い時間でしたが、楽しんでいただけたでしょうか?
少し難しい話もあったと思いますが、真剣にメモを取ったりクイズに参加してくれたりと、皆さんの積極的な姿が印象に残っています。
不思議に思う気持ち、新しいことを学ぶ気持ちをこれからも大切にしてくださいね。
今回の講座で、少しでも東京ガーデンテラス紀尾井町の魅力を知っていただけていたら嬉しいです!
また皆さんが東京ガーデンテラス紀尾井町に遊びに来てくれることを、スタッフ一同お待ちしています!

株式会社西武リアルティソリューションズ
運営企画部 TGT事業担当
(後列左より)
工藤実倫・小関克昌・北島剛
(前例左より)
瀬川千咲子・渡邉麻希・藤田花蓮

東京ガーデンテラス紀尾井町を彩る植物のドライフラワーを使用して、オリジナルの「ハーバリウム」作りに挑戦してもらいました。花や葉っぱの美しさに触れながら、組み合わせやバランスをあれこれ考えるのは、楽しいひとときでしたね!
今回の講座を通して、植物の名前を知るきっかけが生まれたり、植物の魅力を感じてもらえたらとてもうれしく思います。敷地内のビオトープやガーデンでは、季節ごとに表情を変える風景が楽しめます。ぜひまた遊びにきてくださいね!

西武造園株式会社
(左より)
李 芸・笠原 もえ・前杉 昌枝・戸川 かおり・藤森 由紀

サポーター紹介

協力ボランティアサポーター紹介

今回一緒に活動した西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武リアルティソリューションズ、横浜八景島、西武園ゆうえんち、西武健康保険組合、西武建設、西武グループOB 合計19名

西武塾をシェアする
facebook
twitter
  • 西武グループ こども応援プロジェクト
  • 西武グループ Facebookページ
  • たくさんの“楽しい”を届けるお子さま向け会員サービス PRINCE KIDS CLUB

お問合せ先

西武塾事務局

(03)6709-3161(平日:10:00~15:00)

seibujuku@seibuholdings.co.jp