タイムスケジュール

いよいよ入塾式のはじまりです。
一人ひとり名前を呼ばれて、会場入口で一礼をし、緊張した様子で入場しました。
一足先に会場に入っている保護者の顔を見つけてほっとした顔の塾生もいました。
一年間の活動への期待に胸を膨らませている様子の塾生たちです。

みんなで集合写真を撮るころには緊張がほぐれて笑顔が見えてきました。
総料理長のごあいさつの後、ホテルの方から「ホテルってどんなところ？」のお話があり、どんなお仕事があるのか教えてもらいました。
そのあと塾生たちは会場を移動して宴会サービスのお仕事体験に向かいます。
保護者の皆さんはその場で、西武塾の一年間についての説明を受けました。

宴会サービスの講師の方からあいさつの仕方や、お客さまのお出迎えの仕方、席へのご案内方法などを教わります。
塾生たちは初めのうちは戸惑い、ぎこちないあいさつをしていましたが、時間が経つにつれホテルマンらしくなってきました。

上手にできるようになったら塾生がお客さま役の保護者の皆さんをお出迎えします。
ちょっと照れながらもホテルマンになりきって、教えてもらった通りに丁寧にお出迎えをしてお席にご案内していました。
続いてトレーを使ったサービス方法を教わります。
お席で待っている保護者の皆さんにグラスやお皿を運びサービスしました。
講師の方から教えていただいたようにテーブルにやさしく置きます。
トレーは重くて大変でしたが塾生たちは上手に運ぶことができました！

宴会サービスのお仕事体験が終わると、コックコートに着替えてスイーツ作りを体験します。
コックコートへの着替えをボランティアサポーターに手伝ってもらいました。
コック帽をつけてパティシエ&パティシエールの誕生です。

まずパティシエの講師の方にアフタヌーンティーについて教えてもらいました。
パティシエによるデモンストレーションが始まると、塾生たちはスイーツが出来上がる様子を興味深く見つめていました。
次は自分たちが作る番なので、パティシエの手元をしっかり見て作業を教わります。

ひと通りの作業を教わると早速スイーツを作りはじめます。
今回はマカロン、シュークリーム、フルーツタルト、イチゴのトライフル、オレンジゼリーと5種類のスイーツに挑戦です。
生クリームを絞ったり、いちごやキウイなどのフルーツを乗せたり、スポンジをカップに入れたり、お客様(＝保護者の皆さん)の好みを考えて真剣に作っています。

スイーツが完成すると塾生たちは宴会サービスのお仕事体験をしたお部屋に戻り、保護者の皆さんをお出迎えして席に誘導します。
頑張って作ったスイーツたちを倒さないように気を付けながらサービスします。
宴会サービスのお仕事で習ったことを忘れずに、保護者の皆さんの左側から丁寧に運んでサービスしていました。

自分で作ったスイーツを保護者と一緒に食べます。
スコーンとサンドイッチはホテルの方が用意してくれました。
一生懸命作ったスイーツは食べるのがもったいなくて、いっぱい写真を撮りました。
保護者の皆さんにひとつひとつのスイーツの作業工程を伝えながら嬉しそうに食べている姿が印象的でした。

最後はお世話になったホテルスタッフの皆さんにお礼をしました。
西武塾第11期の塾生たちは今回が初めての講座でしたが、初めて会う仲間やボランティアサポーターとも仲良くなれて、お仕事体験を一緒に楽しんでいました。
今回の講座では、ホテルマンとしての「おもてなしの心」を学びました。
西武塾では今後もいろいろな体験を行い、塾生たちの成長に繋げていきたいと思います。
来月は「田植えに挑戦」です。