12月11日(日)西武鉄道軌道事務所保線基地において実施し27組54名の塾生・保護者が参加しました。今回は「鉄道のお仕事体験(保線編)」です。線路を守る保線について学ぶ塾生たちの様子をレポートします!
- 2022年12月11日(日)
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- 協力会社名:西武鉄道株式会社
- 会場名:軌道事務所 保線基地
12月11日(日)西武鉄道軌道事務所保線基地において実施し27組54名の塾生・保護者が参加しました。今回は「鉄道のお仕事体験(保線編)」です。線路を守る保線について学ぶ塾生たちの様子をレポートします!
人気講座の1つ「鉄道のお仕事体験」。当日は天気も良く、塾生の皆さんは朝早くから元気に小手指駅に集合してくれました。
受付場所のある軌道事務所までは徒歩で移動しました。塾生たちは今日の講座で何が体験できるのかワクワクドキドキしている様子でした。
受付を済ませた後、会議室に集まって朝礼を行い、全員で塾訓唱和をしました。
講話の時間では、工務部のお仕事について担当者の方からお話ししていただきました。「線路」についてのクイズをしたり、線路を直してくれる機械が何種類もあることを学びました。
講話のあとは、保線基地に移動し、3班に分かれてそれぞれ「モーターカー乗車」「モーターカー転車&レール探傷車内部見学」「レールスター乗車」を体験しました。
モーターカー乗車体験では、塾生たちはヘルメットを被りモーターカーの上に乗り込むと運転方法を教わり、係員の人の合図で実際に動かしました。はじめてモーターカーに乗った塾生たちは大興奮している様子でした。
2つ目は、モーターカーの転車体験です。大きなモーターカーを全員で力を合わせて押しました。塾生たちは1人では動かすことはできませんでしたが、みんなで力を合わせることで動かすことができ、驚いていました。モーターカーの転車には、たくさんの力が必要だということを実感しました。
その後、レール探傷車の車内を見学しました。レール探傷車はレールの傷を見つけてくれる保線車両で車内はたくさんの機械があって塾生たちは興味深そうに見学していました。
3つ目は、レールスターの乗車体験をしました。
ヘルメットを被り、制服を来てレールスターに乗車した塾生と保護者の皆さんは、はじめて乗ったレールスターにワクワクドキドキです。係員の方の運転で動きだすと歓声をあげながら乗車を体験しました。
保線のお仕事を体験した塾生たちは、鉄道を利用するお客さまの安全を守り続ける、大変重要なお仕事だということを実感して講座は終了しました。
わたしたちがねてる1じ4じにやっていることがわかりました。
はるかさん 小学1年生
二人でモニターを見るのが大へんだと思いました。うんてんができてたのしかった。
めいさん 小学2年生
モーターカーに乗ってうんてんはむずかしくて、だけどおもしろかったです。
ゆきのさん 小学3年生
モーターカーを動かすのが大変だったが、運転しおわった時はせつびの大変さがわかった。色々なじょうしゃ体験ができてうれしかった。
はやとさん 小学4年生
一番楽しかったことは、モーターカーの運転です。とても大きな車体を正確にあやつる、何か1つの物をあやつるということのむずかしさを身にしみて感じました。
しんのすけさん 小学5年生
電車をたすける乗り物にもちゃんとしたそうさをやるのが難しく、楽しかった。
じょうやさん 小学6年生
普段経験できない操縦体験などとても良い思い出になりました。
はるかさん 小学1年生のご家族
線路を維持するために大きな重機、多くの作業員さんの力により電車が運行されていることがわかりました。モーターカーの運転体験に子供は大喜びでした、貴重な経験ができました。
けいたろうさん 小学2年生のご家族
普段乗れない保守関連に乗れて、楽しかったようです。電車が走るには、保守があってこそと理解できたみたいで、よい経験になりました。
ゆうきさん 小学3年生のご家族
資料や映像もわかりやすかったですし、息子もいつもとは違う視点から鉄道を見ることができたようでした。実際にモーターカーを動かしたのは、とてもよい経験になったと思います。
あきとさん 小学4年生のご家族
まさか子供がモーターカーを運転させていただけるとは!多くのお父さんが羨ましく見ていた事と思います。貴重な体験をありがとうございました。
あやのさん 小学6年生のご家族
塾生の皆さん、鉄道のお仕事体験(保線編)はいかがでしたか?
今回は、鉄道のお仕事の中でも、線路を検査したり直したりするお仕事を体験してもらいました。私たちのお仕事は、電車が走っていない、皆さんが寝ている深夜に作業をしています。そのため、私たちが仕事をしている姿を見たことが無いという人がほとんどだったのではないでしょうか。実際に大型の保線機械に乗ったり触ったりしていただきましたが、これは普通なかなか経験できない貴重な体験だったのではないかと思います。
私たちの仕事である線路を直すということは、お客さまに乗り心地がいいなと思ってもらうことも大切ですが、一番大切なことは、お客さまを目的地まで安全にお届けすることです。これからもお客さまが安心して電車に乗っていただけるように支えて行きたいと思っています。
今回の体験をきっかけに保線というお仕事に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。そして、塾生の皆さんが大人になった時に西武鉄道で働きたいと思ってもらえたら、もっと嬉しいです。
西武鉄道株式会社 工務部 軌道事務所 副所長 嶌崎 裕介
今回一緒に活動した9名の西武グループボランティアサポーターの皆さん
西武ホールディングス、西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武建設、西武総合企画、伊豆箱根鉄道 合計9名
西武塾事務局
(03)6709-3161(平日:10:00~15:00)