人気講座の1つ「鉄道のお仕事体験」。当日は天気も良く、塾生の皆さんは朝早くから元気に小手指駅に集合してくれました。
受付場所のある軌道事務所までは徒歩で移動しました。塾生たちは今日の講座で何が体験できるのかワクワクドキドキしている様子でした。

受付を済ませた後、会議室に集まって朝礼を行い、全員で塾訓唱和をしました。
講話の時間では、工務部のお仕事について担当者の方からお話ししていただきました。「線路」についてのクイズをしたり、線路を直してくれる機械が何種類もあることを学びました。

講話のあとは、保線基地に移動し、3班に分かれてそれぞれ「モーターカー乗車」「モーターカー転車&レール探傷車内部見学」「レールスター乗車」を体験しました。
モーターカー乗車体験では、塾生たちはヘルメットを被りモーターカーの上に乗り込むと運転方法を教わり、係員の人の合図で実際に動かしました。はじめてモーターカーに乗った塾生たちは大興奮している様子でした。

2つ目は、モーターカーの転車体験です。大きなモーターカーを全員で力を合わせて押しました。塾生たちは1人では動かすことはできませんでしたが、みんなで力を合わせることで動かすことができ、驚いていました。モーターカーの転車には、たくさんの力が必要だということを実感しました。
その後、レール探傷車の車内を見学しました。レール探傷車はレールの傷を見つけてくれる保線車両で車内はたくさんの機械があって塾生たちは興味深そうに見学していました。

3つ目は、レールスターの乗車体験をしました。
ヘルメットを被り、制服を来てレールスターに乗車した塾生と保護者の皆さんは、はじめて乗ったレールスターにワクワクドキドキです。係員の方の運転で動きだすと歓声をあげながら乗車を体験しました。
保線のお仕事を体験した塾生たちは、鉄道を利用するお客さまの安全を守り続ける、大変重要なお仕事だということを実感して講座は終了しました。