2022

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農業体験② 稲刈りに挑戦

9月11日(日) 埼玉県横瀬町において9月講座を実施し、28組56名の塾生・保護者にご参加いただきました。今回は「農業体験② ~稲刈りに挑戦~ 」です。実際に手作業で稲刈りに挑戦した塾生たちの様子をレポートします!

  • 2022年9月11日(日)
    • 団体名:横瀬町役場振興課・横瀬町寺坂棚田保存会
    • 会場名:埼玉県秩父郡横瀬町寺坂棚田

サポーターと町民会館まで歩きました!

今回の講座は、5月講座と同じ埼玉県横瀬町にある寺坂棚田で実施しました。
当日は雲がほとんどない快晴で絶好の稲刈り日和でした。
4か月ぶりに横瀬駅へ到着した塾生たちは、出迎えてくれたサポーターと一緒に歩いて受付会場の横瀬町町民会館に向かいました。

班ごとに自己紹介!

受付を済ませた後、稲刈りをする服装に着替えて準備万全!
朝礼の後は、班ごとに分かれて自己紹介を行いました。

一面きれいな黄金色!

寺坂棚田に到着した塾生たちは、5月に自分たちが植えた苗が立派な稲穂に育ち、田んぼ一面に黄金色に広がっているのを見て、とても喜んでいました。
その後、保存会の方々から稲刈りのやり方についての説明を受け、いよいよ稲刈り体験開始です。

稲刈りスタート!

注意事項を思い出しながら、手や足を切らないように正しく鎌を持ち、稲を刈ります。刈り取った稲は保護者の皆さんやサポーターに束ねてもらいました。
初めて持つ大きな鎌にはじめは戸惑っていましたが、少しずつ慣れてきて、あっという間に稲刈りは終了しました。

束ねた稲を干しました!

稲刈りをしている途中、保存会のみなさんとサポーターが稲を干すための「はぜ」を組んでくれました。束ねた稲を、甘いおいしいお米になりますようにと願いながら、みんなで協力して丁寧に「はぜ」に干していきます。稲刈りとはぜかけを体験し、塾生たちの笑顔は達成感にあふれていました。

白米になるまでを教えていただきました!

はぜかけを終え、着替えを済ませた後は、保存会の方から白米になるまでの工程を教えてもらいました。実際に稲穂を触ったり、道具を見せてもらいながら、普段食べているお米がどのようにできるのか、塾生だけでなく保護者の皆さんも真剣に話を聞いていました。
5月の田植えからずっとお世話をしてくれた保存会の皆さんに感謝の気持ちを込めてお礼を言って、講座は終了しました。
1年に2回も訪れた横瀬町 寺坂棚田は西武塾のふるさとです!
講座終了後は、家族ごとに温泉に行ったり、周辺で川遊びや散策などをして楽しみました。
5月の田植えと今回の講座でお米の作り方を実際に体験し、農家の方から直接お話を聞くことでよりお米作り大変さや難しさを学ぶことができました。

塾生の声

おこめをむいたらおいしかったです。ぬかも甘かったです。

けいたろうさん 小学2年生

いねをかるのがたいへんでしたがいろいろなことをまなべてたのしかったです。

たすくさん 小学2年生

かんたんそうだと思っていたけれどじっさいはたいへんで農家の人たちはすごいなと思いました。

ちはやさん 小学3年生

農業は、すごく大変で、体力も使うから、私たちがいつも食べている米は、一人一人のがんばりなんだと思った。

あきこさん 小学4年生

炎天下でとてもあつかったけど全部米をかってみて達成感が生まれました。

まなさん 小学5年生

ぬかを肌にぬってみたら、肌がすべすべになったので、米はすごい力を持っていると思いました。後、機械でもやってみたいです。

みゆうさん 小学6年生

保護者の声

自身で植えた稲の場所を刈らせてもらったこともあり、ノリノリでやってました。

れいさん 小学2年生のご家族

お米の刈り取り方や台に干して乾かす方法など丁寧に教えていただき、ありがとうございました。お米ができるまでの大変さが分かり一粒残さず食べるようにしようと思います。

けんたろうさん 小学3年生のご家族

お米の大切さがわかり、はぜかけ後に落ちていた稲を誰からともなく拾い始め、子どもも大人ももちろんサポーターの方々も、みんなが進んで拾う姿がとても印象に残りました。

あきとさん 小学4年生のご家族

稲刈りを始める前は鎌を使うことを怖がっていましたが、始まったらザクザク刈れることが楽しかったようで一生懸命やっていました。

まなさん 小学5年生のご家族

親子で稲刈り初体験でした。次の日に筋肉痛になってしまいましたが…(笑)またやりたい!と親子で思える体験でした。

じょうやさん 小学6年生のご家族

講師より

塾生の皆さん、田植えに引き続き稲刈り体験はいかがでしたか?
田植えの時と同様、とてもいい天気でしたね。
稲の握り方や鎌の持ち方、刈り方など真剣に聞いてくれたおかげで、だれひとり怪我すること無く無事稲刈りを終えることができました。
また「はぜかけ」では、束ねた重い稲を運んだり、背伸びをして「はぜかけ」をするなど、みなさんにとっては大変な作業だったかと思いますが、とてもいい笑顔で作業されていて私たちも嬉しい気持ちになりました。
このあともみなさんが食べている白米になるまでには脱穀(だっこく)、もみすり、精米とまだまだ時間がかかります。
私たち農家の者は、おいしいお米ができるよう心を込めて作っているので、お米をたべるときは田植えや今日の稲刈りで体験したことを思い出しながら、1粒1粒残さずに大切に食べてもらえたら嬉しいです。

(写真は左側から)
寺坂棚田保存会 副会長 熊崎 博夫
寺坂棚田保存会 会長 町田 修一
寺坂棚田保存会 副会長 町田 雄一

  • 講師は、写真撮影のため、マスクを外しています。

サポーター紹介

今回一緒に活動した23名の西武グループボランティアサポーターの皆さん

西武鉄道、西武・プリンスホテルズワールドワイド、西武リアルティソリューションズ、西武レクリエーション、西武総合企画、西武造園、西武建設、伊豆箱根鉄道 合計23名

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