今回の講座は、グランドプリンスホテル新高輪で実施しました。
品川駅からざくろ坂を上るとグランドプリンスホテル新高輪の入口です。
3Fロビーでアルコール消毒、検温、受付手続きを済ませ、宴会場「平安」にて塾生たちは写真撮影を行いました。

いよいよ！入塾式のはじまりです。
保護者の皆さんは一足先に「天平」の会場に入り塾生たちを待ちます。
入塾式は西武塾事務局の司会ではじまりました。
名前を読み上げられると、塾生たちは緊張した様子で入場してきました。

入場後、みんなで記念写真を撮りました。ようやく緊張がほぐれてきたようです。
入塾式のあと保護者の皆さんはその場で、西武塾の1年間についての説明を聞きました。
塾生たちは会場を移動して宴会サービスのお仕事体験を行いました。

宴会サービスの講師の方からあいさつの仕方や、お客さまのお出迎えの仕方、席へのご案内方法などを教わりました。
初めて教わる塾生たちは、初めは戸惑いながらも時間が経つにつれ、ホテルマンらしくなってきたようです。

塾生たちが保護者の皆さんをお出迎えしました。
ちょっと照れながらも、どの塾生も教えてもらった通りに丁寧にお出迎えをして、お席にご案内していました。
保護者の皆さんもびっくりした様子です。
席につくと宴会支配人から「宴会サービスのお仕事」についてのお話があり、塾生や保護者の皆さんは真剣に聞き入っていました。

続いてのお仕事体験は、テーブルクロス掛けとお皿の運び方とサービス方法を教わりました。
保護者の皆さんと協力してシワのないきれいなテーブルクロスを掛けることができました。
続いて、お席で待っている保護者の皆さんにお皿を運びサービスします。講師の方から教えていただいたようにお皿は左手で持ち、お客さまの左側から右手に持ち替えて、テーブルにやさしく置きます。
少し難しかったようですが塾生たちは上手にサービスできました。

宴会サービスの体験が終わると、手を洗う大切さも教わり手洗いをして、コックコートに着替えフルーツサンド作りのパティシエ体験をしました。コックコート姿はとても似合っていて、コック帽をつけると立派なパティシエです。

コックコートに着替えた後、総料理長のお話を聞きました。とても長いコック帽を不思議そうに見ている塾生もいました。
続いて、パティシエの講師の方によるフルーツサンド作りのデモンストレーションです。
出来上がったフルーツサンドを半分に切るときれいなお花になっていて、会場内が拍手に包まれました。

デモンストレーション後は早速フルーツサンド作りをはじめました。
食パンに生クリームを絞り、いちごやキウイなどのフルーツを並べ、切ったときにお花になるようにイメージしながら楽しそうに作っています。

フルーツを並べた後は、その上に生クリームをたっぷりと絞り、食パンで挟みます。
最後にしっかりとペーパーシートで包んで出来上がり！
ペーパーシートで包んだフルーツサンドにパティシエが丁寧にナイフを入れていきます。
二つに分かれたフルーツサンドの断面をみるとデモンストレーションと同じようにきれいなお花に！
各テーブルから歓声が上がっていました。

フルーツサンドを塾生と保護者の2枚のお皿に盛り付けました。
宴会サービスのスタッフが各テーブルにお飲み物のサービスをしてくれました。
お飲み物のサービスを終えると、塾生たちはフルーツサンドを保護者の皆さんの左側から丁寧にサービスしていました。

食べる前にまた手を洗い、塾生が作った生クリームがたっぷり入ったボリューム満点のオリジナルのフルーツサンドを試食しました。
塾生たちはもちろん、保護者の皆さんもおいしそうに食べている姿が印象的でした。

試食が終わると、講師の方に質問をしました。
「お仕事で楽しいと思ったことは何ですか？」、「お仕事で大変だったことは何ですか？」
「宴会サービスはほかにどんなお仕事があるんですか？」、「ケーキは一日どれくらい作るんですか？」
など多くの塾生たちが質問してくれました。
講師の方もそれぞれの質問に対して、わかりやすく、丁寧に答えてくださいました。
塾生や保護者の皆さん、講師にとっても良い時間になったようです。

最後はお世話になったホテルスタッフの皆さんにお礼をしました。
10期生の塾生たちは今回初めての講座となり、最初は緊張していましたがお仕事体験が始まると目を輝かせていました。
今回の講座では、ホテルマンとしての「おもてなしの心」を学びました。
西武塾では今後もいろいろな体験を行い、塾生たちの成長に繋げていきたいと思います。