2021

12

鉄道のお仕事体験

11月講座に続いて12月5日(日)西武鉄道池袋線車両所小手指車両基地において実体験講座を実施し23組46名の塾生・保護者が参加しました。今回は「鉄道のお仕事体験」です。電車を安全に動かすために必要な電気や車両の仕組みを真剣に学ぶ塾生たちの様子をレポートします!

  • 2021年12月5日(日)
    • 会社名:西武鉄道株式会社
    • 職場名:池袋線車両所小手指車両基地

多くの塾生が参加してくれました!

人気講座の「鉄道のお仕事体験」。当日は天気も良く、集合時間よりも早くから小手指駅で待ってくれていた塾生も多くいました。受付場所への移動中、普段見慣れない風景にワクワクしていた様子でした。

西武塾では初めての車内放送で朝礼を実施

受付を済ませた後、車両基地内を歩いて、車両基地に停まっているラビューに乗車しました。今回は西武塾で初めてとなる、車内放送を使った朝礼を実施しました。朝礼後は班ごとに分かれて電気係員のお仕事体験と車両係員のお仕事体験を行いました。

軌陸車の乗車体験

電気係員のお仕事体験では、電車の架線(トロリ線)を点検する際に使用する軌陸車の乗車体験をしました。技術制服やヘルメットを着用した姿は立派な電気係員!近くで見る電車の架線に塾生たちは驚いていました。

信号リレー配線作業体験

次の講座は、「信号リレー配線作業体験」を行いました。この講座では、「緑(進行)」や「赤(停止)」といった信号をどのように出しているかを学びました。塾生たちには難しい信号リレー配線作業でしたが、皆真剣な表情で学んでいました。

安全教育と信号踏切設備点検

電気係員のお仕事の最後は、「安全教育と信号踏切設備点検」を行いました。
踏切内で異常があった時に電車の運転士へ知らせる踏切支障報知装置を実際に扱う体験を行いました。
また、「安全教育」では異常が発生したときにはどうすればよいかを学びました。

車両係員のお仕事内容説明

車両係員のお仕事体験では、車両係員さんから普段のお仕事について詳しく教えてもらいました。
毎日運行している電車でも、いろいろな点検作業があり、配られたパンフレットを見ながら、興味深く聞き入っていました。

非常通報体験

次の講座では、電車内で非常事態が起きたときに、運転士さんや車掌さんと会話ができる非常通報体験を行いました。塾生だけでなく、保護者の方にも普段は中々触ることがない非常通報ボタンを押すことを体験いただきました。講師からは何か異常があった際は躊躇なく、ボタンを押して運転士や車掌に情報を伝えてほしいと説明していました。

運転台乗車体験

車両係員のお仕事の最後は、ラビューの運転台乗車体験です。制帽を被り、気分は運転士!
普段入ることができない運転台に入ることができ、皆さんとても喜んでいました。

塾生の声

大変なお仕事だけど、知って楽しかった。たくさんの電車があっておどろいた。洗車体験も楽しかった。Laviewにのれてうれしい!

えまさん(小学2年生)

踏切の非常ボタンを押す体験をしましたが、踏切に非常ボタンがあることを知らなかったので、何か気付いた時はぼくも押そうと思いました。

たくむさん(小学2年生)

非常時にどうすればいいか、や運転室に入ったりして、どういうことをするのかや係のお仕事を体験させていただきました。

みくもさん(小学4年生)

ふつうに電車を乗っているけどこんなにてんけんとかが大へんだったとは知らなかった。

まなさん(小学4年生)

信号のリレーのしくみが興味深かった。

りんたろうさん(小学5年生)

非常ボタンの音がどんな音か知った。ラビューの運転室に入って色んなボタンを押したのが楽しかった。

みつきさん(小学6年生)

保護者の声

これの為に入会しましたというくらい楽しみにしていました。子供も心から楽しんでいて本当に良い経験が出来ました。子供だけでなく私も大変楽しませていただきました。

しゅうごさん(小学2年生)のご家族

今回の講座をきっかけに鉄道に興味を持ったようです。

えまさん(小学2年生)のご家族

普段は体験することのできない貴重な機会をいただけてありがたく思いました。子供も大変勉強になったようで、もっと長い時間受講したかったと言っていました。

たまのさん(小学3年生)のご家族

子供も大きくなり、少し電車熱が冷めていたのですが、本日沢山の西武線車輌を目の当たりにしてまた熱が復活していました。

ともあきさん(小学3年生)のご家族

誠実で丁寧なお仕事が求められるのだと思いました。見学してお話を伺えたことで西武鉄道さんに愛着が湧きました。早速ラビューに乗って旅行に出かけたくなりました。

こうきさん(小学4年生)のご家族

今日の進行で好感を抱いたのが、一方通行ではなく生徒やその親に質問を投げかけたり、スタッフさんの即興的なユーモアを交えた仕事紹介でした。また、生徒達の言動から良い点をしっかり拾い上げて解説に絡めていただけて、うちの子供などは内心嬉しかったと思います。

ゆうごさん(小学5年生)のご家族

講師より

塾生の皆さん、この度は鉄道のお仕事体験(電気部編)にご参加くださり、ありがとうございました。今回は、「リレー配線体験」「非常押しボタン操作体験」「軌陸車でのトロリ線摩耗測定体験」の3点を体験いただきました。内容はいかがでしたでしょうか?私たちも皆さんとの交流で元気をいただくと共に、新たな視点から自分達の仕事を見直せたことで、今後の励みにもなりました。
私たち電気部は、電車や駅に電気を送るための設備や、電車同士がぶつからないようにするための信号設備などを日々保守しています。高い所での作業や、目に見えない電気を取り扱うため、毎日緊張する仕事ですが、鉄道の安全・安定輸送を支え、お客さまに安心して鉄道に乗っていただくことを誇りに取り組める、とてもやりがいのある仕事です。今回の体験で、そのことを感じ取って頂けたら嬉しいです。

(西武鉄道株式会社 電気部 保谷電気所 副主任 鈴木敦士(左側))
(同上 上石神井電気所 副主任 小島由輝(中央))
(同上 飯能電気所 主任 宇佐美保徳(右側))

塾生の皆さん
この度は、鉄道のお仕事体験にご参加いただきありがとうございます。
今回は非常通報体験を実施しましたが、保護者の方々も興味を持って(塾生よりも)真剣な眼差しで取り組んでいた様子が印象的でした。実際に装置を操作し体験・体感することで、今後も安心して当社の車両と西武線をご利用いただけるものと思います。
またラビューの運転席に座ってくれた塾生の中から、将来の仕事を考えるときに今回のカリキュラムがきっかけで鉄道のお仕事に携わることに繋がれば幸いです。
短い時間でしたがたくさんの「スマイル」をありがとう‼

(西武鉄道株式会社 車両部 池袋線車両所 小手指車両基地 車両技術係 平岡星哉(左側))
(同上 車両技術係副主任 廣瀬竣(右側))

サポーター紹介

今回一緒に活動した10名の西武グループボランティアサポーターの皆さん

西武鉄道・プリンスホテル・西武プロパティーズ・西武建設・西武総合企画 合計10名

  • 講師・サポーターは、写真撮影のため、マスクを外しています。
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西武塾事務局

(03)6709-3161(平日:10:00~15:00)

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