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株主の皆さまへ

株主の皆さまには日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

2024年3月期第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の5類移行にともなう需要の増加を着実に取り込み、加えて値上げの取り組みを行ったことにより、営業収益、営業利益ともに前年同期を上回りました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前期にホテル・レジャー事業における資産譲渡にともなう特別利益等があったことにより、前年同期に比べ減少となりました。
なお、2024年3月期通期連結業績予想については、足元の業績や所有不動産に関連する特別利益の計上等を踏まえ、2023年9月28日に上方修正をいたしました。

当社グループは、「西武グループ中期経営計画(2021~2023年度)」のもと「レジリエンス&サステナビリティ」をテーマに、アセットライト化や損益分岐点の引き下げ、アフターコロナのニューノー マルに対応したサービス変革など大胆な経営改革を実行するとともに、グループ各社がそれぞれの専門性を発揮して持続可能な事業成長を追求できるよう「専門性の追求」を目的とする組織再編を実行しました。
その新体制のもと、不動産回転型ビジネスへの進出や、国内外の大都市におけるホテルの開業など、各事業で専門性を発揮した事業成長への取り組みを加速させています。先が見通せないVUCA*の時代において、環境変化への耐性を高めるだけでなく、専門性を活かした魅力あるサービスを創出するとともにグループシナジーを発揮し、事業成長を加速させてまいります。
各事業において先進的で魅力あるサービスを創出するためには、グループ各社の「人」がそれぞれの専門性により一層磨きをかけていく必要があります。当社グループでは、ヒューマンキャピタル(人 的資本)の更なる充実に向けて、「人財育成」に今まで以上に取り組み、西武グループならではのサービスやビジネスの創出にチャレンジする高度な専門人財、マネジメント人財の育成に注力します。 当社グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」を実現するために、まず従業員の能力と働きがいを高めて「はたらく人を、ほほえむ人へ。」としていくことによって、事業と人財の専門性を追求し、各事業の競争力やレジリエンスを高め、持続的な成長を果たしてまいります。

株主の皆さまには、今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申しあげます。

以上

株式会社西武ホールディングス
代表取締役会長 会長執行役員 兼 CEO

後藤高志

株式会社西武ホールディングス
代表取締役社長 社長執行役員 兼 COO

西山隆一郎

配当について

2024年3月期の年間配当については、2024年3月期通期連結業績予想や資金の状況等を総合的に勘案し、1株当たり25円(中間配当金12.5円、期末配当金12.5円)を計画しております。

*Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、変化の激しい事業環境のこと。